JR東日本では「新しい東日本エリアを発見・体験」することにこだわった新しい列車、走る美術館「GENBI SHINKANSEN（現美新幹線）」の運転を、2016年春頃に上越新幹線（越後湯沢～新潟間）で予定している。新幹線で移動しながら現代アートを鑑賞するというユニークな演出だ。

本列車では、下記のアーティストがこの場所のために制作した現代アート、地元の素材にこだわったスイーツやコーヒーを提供するカフェなど様々なコンテンツが用意される。エクステリアデザインは写真家・映画監督の蜷川実花氏が担当、新幹線の車体全体に夏の夜空を彩る長岡の花火を描き出す。

11号車：絵画／松本尚氏
12号車：平面／小牟田悠氏
13号車：絵画古武家賢太郎氏
13号車：絵画・彫刻／paramodel
14号車：写真／石川直樹氏
15号車：立体／荒神明香氏
16号車：映像／ブライアン・アルフレッド氏

このほか、本列車のシンボルマークや、魚沼産コシヒカリの米粉や佐渡バターを使用したスイーツ、燕市のこだわりのコーヒー（13号車に設置するカフェで提供予定）などについても、各ジャンルから下記のスペシャリストが参加する。

シンボルマークデザイン：鈴木直之氏（ダイアグラム）
スイーツ監修：いがらしろみ氏
スイーツ製造：十日町すこやかファクトリー
コーヒー監修：田中辰幸氏（ツバメコーヒー）
アートキュレーション：SCAI THE BATHHOUSE および TRUE Inc.
車両インテリアプランニング：株式会社ジェイアール東日本建築設計事務所
総合プロデュース：中村貞裕氏＆岡田光氏（TRANSIT GENERAL OFFICE INC.）

http://www.jreast.co.jp/genbi/