建築⽂化保存機構、東京デザインセンター、寺田倉庫は、イタリア・ミラノ万博公式イベント開催中のミラノトリエンナーレ美術館にで、40名の日本建築家の建築模型展「ARCHI DEPOT TOKYO」を7月10日から7月19日まで開催する。世界の耳目が集まる万博期間中のJapan Day（7月11日）をはさんだ10日間に、日本の建築家たちにとっての建築模型の意味、またその発想の豊かさを世界に紹介。

近年、世界的な傾向として、CGや3次元プリンタが普及し建築模型が制作されなくなってきている。日本のさまざまな建築家による模型を堂に展示し建築模型が持つ魅力や文化的な価値を伝え、日本の建築家たちが身体感覚に基づく設計ツールとして模型を用いることで、ITツールとは異なった、よりヒューマンな空間追求を行っていることを提示する。

■出展建築家(敬称略)
阿部仁史／阿部仁史アトリエ、井手孝太郎／アールテクニック、伊藤節＋伊藤志信／STUDIO I.T.O. DESIGN、乾久美子／乾久美子建築設計事務所、内海智行／ミリグラムスタジオ、畝森泰行／畝森泰行建築設計事務所、遠藤政樹／EDH遠藤設計室、岡田哲史／岡田哲史建築設計事務所、北川原温／北川原温建築都市研究所、北山恒／architecture WORKSHOP、隈研吾／隈研吾建築都市設計事務所、工藤和美+堀場弘／シーラカンスK&H、小嶋一浩＋小松佳珠子／Cat、小杉栄次郎+ 内海彩／KUS、佐藤光彦／佐藤光彦建築設計事務所、椎名英三／椎名英三建築設計事務所、鈴木了二／鈴木了二建築計画事務所、田井幹夫／田井幹夫建築設計事務所、髙橋一平／髙橋一平建築事務所、武井誠+ 鍋島千恵／TNA、千葉学／千葉学建築計画事務所、手塚貴晴、手塚由比／手塚建築研究所、内藤廣／内藤廣建築設計事務所、仲俊治／仲建築設計スタジオ、中佐昭夫／ナフ・アーキテクト&デザイン、中村竜治／中村竜治建築設計事務所、納谷学+納⾕新／納谷建築設計事務所、西田司、中川エリカ／オンデザインパートナーズ、原田真宏、原田麻魚／マウントフジアーキテクツスタジオ、坂茂／坂茂建築設計、平田晃久／平田晃久建築設計事務所、藤原徹平／フジワラテッペイアーキテクツラボ、古市徹雄／古市徹雄都市建築研究所、前田紀貞／前田紀貞アトリエ、三浦丈典／スターパイロッツ、山本理顕／山本理顕設計工場、横河健／横河設計工房、六角鬼丈／六角鬼丈計画工房、渡辺誠／アーキテクツオフィス、渡辺真理、木下庸子／設計組織ADH