スマホで授業も先生もスマートに、黒板と電子黒板のイイとこどりのハイブリッド黒板アプリ「Kocri(コクリ)」

スマホで授業も先生もスマートに、黒板と電子黒板のイイとこどりのハイブリッド黒板アプリ「Kocri(コクリ)」

昨年より、黒板メーカーの株式会社サカワと面白法人カヤックが取り組んでいる「みらいのこくばんプロジェクト」から、黒板と電子黒板のイイところどりをしたハイブリッド黒板アプリ「Kocri(コクリ)」(現在iOS端末のみ対応)が7月に製品化される。(アプリ販売想定価格は5000円)。学校制度が始まって以来、100年以上変化せずに教育現場で使用されている黒板に、アイデアと技術を組み合わせることで、従来の板書による授業を活かしながら新しい在り方を提案するものだ。

ハイブリッドと呼ぶには理由があり、チョークでスラスラ書きながら、スマホをリモコンにして、すぐに画像や動画といった教材を黒板に映せるからだ。チョークで書くのが大変な、長文、図形、グラフなど、すべて片手で黒板に映せるだけでなく、授業で使った素材はスマホに自動で保存されせるので、前の授業の復習をしたい時にも便利。ガイド機能を使えば、方眼紙や英語ノート、漢字ノートなど、様々な教科に適した黒板に変身する。また黒板の前からだけでなく、教室のどこからでもスマホで投影を切り替えることもできる。

「Kocri」はインターネット環境がなくても利用可能。また、アプリを起動してApple TVを経由すれば、どのプロジェクターでも利用することができる。この技術は特許出願中とのこと。

http://kocri.com/