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桐山登士樹が選ぶ 注目のデザイナー

第53回深澤直人(プロダクトデザイナー)

  • MUJI / CD player
  • MUJI / rice cooker
  • inter.office / massage chair
  • Personal skies
  • KDDI / info.bar
  • KDDI / Ishikoro
  • LED watch

[桐山登士樹の推薦文]

深澤直人さんは、世界でいま一番知られている日本人デザイナーである。確実にモノの存在意味までを探求する深澤スタイルは、どんなアイテムであろうと揺るぎがない。ミッシュランのスターシェフと同質な創作の料理人である。故に一瞬の出来事を見落とさない観察眼や洞察眼を身につけている。また、深澤氏の素晴らしい点は、創造の構築プロセスを共有化するオープンな姿勢である。こうした姿勢は、過去の雑誌の対談やインタビュー、著書の中に充分なくらい漂っている。デザイナーを夢見る若い方々は、是非「AXIS」「InterCommunication」ほかのバックナンバーを参考にされたら良い。さて、今年のサローネに初参加したMUJIの会場には、エンゾ・マリさんや杉本貴志さんらに交じり深澤直人さんの顔があった。毎年、この時期に顔を合わせることが多いが、今度原宿に新設した事務所に遊びに行かせていただく約束をした。毎日デザイン賞を始め世界のさまざまな賞を獲得した深澤さんの今後の抱負を伺いたいと思っている。


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深澤直人

深澤直人 / Naoto Fukasawa

[略歴]

1956年山梨県生まれ。
1980年多摩美術大学プロダクトデザイン科卒業。
1980年~88年SEIKO EPSON CORP.のデザイナーとして時計を含むマイクロエレクトロニクス機器のデザインを担当。
1989年渡米し現IDEOの前身であるID TWOに入社。電子機器、コンピュータ、家具、スポーツ用品等のデザインに携わる。代表作としては、AVOCETのVERTECH ALPIN/SKI Watchのデザイン、Baxterの心臓左心室サポートシステムのデザイン。NEC Computerのデザイン言語開発とマルチシンクモニターの一連のデザイン、LCDプロジェクターの一連のデザイン。Appleのデザイン言語開発やコンセプトのデザインなど。
1996年帰国しIDEO東京オフィスを設立。代表者となり日本の大手企業のデザインコンサルティングと製品デザインを手掛ける一方、DMN(Diamond Design Management Network)と協力して、企業のインハススデザイナーとのデザインワークショップを主催、「whitout thought」(考えない)と名付けられた作品発表展や出版も行う。その活動は国内外でデザイン賞を受賞している。その中でデザインされたCD PlayerはMUJIから商品化され、2002年ドイツIF賞金賞や英国D&AD賞を受賞している。
2003年 1月独立しNaoto Fukasawa Designを設立する一方、IDEOのDesign Fellowとなる。過去、デザインしたプロダクトは40を超える欧米のデザイン賞を受賞。最近ではニューヨーク近代美術館(MoMA)の招待により、同館の企画展「Workspheres」に作品「Personal Skies」を出展。国内では、「行為に相即するデザイン」展や日本デザインコミッティーの主催する50周年記念展、「デザインの原形」展をコミッショナーとして企画、デザイン、出版した。近年話題となった作品はInterofficeから発売されたマッサージチェア、KDDI/AUの携帯電話のスタディーIshikoro, Info bar、日立の家電プロジェクト等がある。2003年毎日デザイン賞受賞。

MUJI / CD player 1
MUJI / rice cooker 1
inter.office / massage chair 1
Personal skies 1
LED watch 1
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