桐山登士樹が選ぶ 注目のデザイナー

第158回加藤智啓(EDING:POST)(デザイナー)

  • Picnica
  • fireworks
  • NEO GREEN
  • OMOTESANDO KOFFEE
  • 隅田屋米
  • 東京パンケーキ
  • すみだ まち処
  • mino

[桐山登士樹の推薦文]

EDING:POSTの加藤さんのデザインはジャンルを越えたトライアル、印象に残るアイコン、センスの良いビジュアル、そして行為までもデザインにしてしまう意欲に満ちあふれている。年齢も若い、でも経験を越えた独創性と軽快なデザインが存在を際立てる。事務所の本棚に置かれているウサギ君(Picnica)はトートバックとして常時活用され、また元の場所で次の出番を待つ。Fireworksはデザインにより花火を表舞台へ引き出した。そして夏からオールシーズンへ花火の用途を拡大した点も見事である。加藤さんは、バイヤー山田遊氏が率いるmethodの一員でもあり、デザイン開発から店舗まで新たなスタイルを実践できる強みもある。期待したい。


WORKS & PROFILE 作品一覧 ※画像をクリック~詳細をご覧いただけます

Picnica

Picnica

2008
アッシュコンセプト
fireworks

fireworks

2010
method Inc.
NEO GREEN

NEO GREEN

2010
プランツピット
OMOTESANDO KOFFEE

OMOTESANDO KOFFEE

2011
嗜好品研究所
隅田屋米

隅田屋米

2012
隅田屋商店
東京パンケーキ

東京パンケーキ

2012
サンエー
すみだ まち処

すみだ まち処

2012
墨田区産業観光部産業経済課
mino

mino

2012
サイフク

加藤智啓(EDING:POST)

加藤智啓(EDING:POST) / Tomohiro Kato

1985年 愛知県生まれ。
祖母の影響で幼少より書を学び、高校時代には油絵・日本画・彫刻を学ぶ。
2007年 文化服装学院アパレルデザイン科在学中にEDING:POSTを設立。
2009年 method Inc. 取締役に就任。
グラフィックやプロダクトに限らず、花火・植物・コーヒー・お米・テキスタイル・香り…と様々なジャンルの垣根を越え、デザインで様々な問題を解決するデザイン事務所として日々奮闘中。