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Multichair
12通りの使い方を提案するイージーチェア
60年代を代表するデザイナーの一人、イタリアのジョエ・コロンボ(Joe Colombo1930-1971)。「Multichair」はコロンボの70年のデザイン。同じ年には、彼の代表作でありMoMAのパーマネントコレクションにもなっている「Boby Wagon」も発表されています。
二つのクッションからなる椅子「Multichair」。二つのクッションを様々に組み合わせて、ときには単独で使うことで、12パターンの使い方が可能。
テーブルと一緒に使う場合は、低い背もたれを持つ椅子に。これが最も普通の椅子っぽい形かもしれません。時には、低い座面のソファ、寝椅子、床に座して使う背もたれ、座椅子、座布団などなど。
西洋のデザイナーによるデザインなのですが、畳やフローリング、カーペットなど、床で暮らす日本人にこそ馴染み易いようにも思えます。
一方、靴を履いて生活する西洋に家には、ひいき目に見たとしても馴染まない。単なる椅子をデザインしたということではなく、コロンボの考える新しい住居空間、住まい方の提案を具現化したデザインということでしょうか。
クッションの一つは「L」字型、幅570、奥行700、高さ430mm。もう一つは「I」字型で幅は同じ570、奥行610、高さ240mm。「L」字の頂点と直角の部分3カ所と、「I」字の1カ所にジョイントの受けがあり、いずれも同じ直径の円の中心に位置しています。
つなぐのはスチールのピンがついた革バンド。
本体はウレタンフォームで、張り地はウールと伸縮性のあるエラスタンのファブリック。色は黒と赤、青。
「Multichair」に見られるモジュールの活用や、床で暮らすスタイル、最終的な形を使い手に委ねる考え等、40年前は、今よりも斬新だったのでしょう。現在も、ときおり類似のアイデアを見ることがありますので、これらの手法や考え方は今なお有効なようです。そんな視点で、コロンボの「Multichair」を見直すと新しい発見や住まい方のヒントが出て来るのかもしれません。
update
10/01/20
※ご紹介したプロダクトは、オンラインショップ “
caina
” にてお求めになれます。
購入する
関連サイト
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::JOE COLOMBO STUDIO::
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http://www.joecolombo.com/
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JDN /リポート /デザインプロダクトエピソード /Boby Wagon
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http://www.japandesign.ne.jp/episode/060524/
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JDN /リポート /プロダクトエピソード /Acrylica
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