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三菱自動車i(アイ)
未来だと、普通のクルマ
時折「よくこんなものを作ったなあ」と唸ってしまうような思い切った製品があります。
ソニーの「ウォークマン」、トランスルーセントを流行らせたAppleの「iMac」、MoMAにコレクトされるに至ったコクヨの「カドケシ」。
こうしたブレイクスルーがある製品は、ともすれば「デザインだけの」「デザインはいいんだけど」という‘強い外観が生むネガティブな第一印象’を与えてしまう。製品である以上、商売として成り立つかどうかが重要なポイントで、市場に出るまでに様々な人が介在するので、そんなに単純な話ではないのだが。
ただ、物自体が語りかける力、ビジュアルの与える力が、非常に大きいのは事実。諸々を統合した上でスマートな解決を出すという困難な役割が、デザイナーという職能に期待されているのでしょう。
で、「i」(アイ)ですが、発売は2006年1月、同年、軽自動車初のグッドデザイン大賞。
この卵のような形は、デザイナーの夢のようなスケッチから生まれたにしても、走行性能、広い居住空間、安全性等を考えると導かれる自然な形とも言えます。それを実現するために、エンジンを後方に置くリヤミッドシップレイアウトを採用。
クルママニアには「ミッドシップ」という言葉だけで響くものもありますが、最適な前後重量バランスが生む走行安定性、操舵性、余裕あるサスペンション配置で良い乗り心地等。これら合理性、必然性の積み重ねであり、「デザインだけの」製品ではないことが分かります。
結果、機能は理にかなっていて、見たことはないが知っていたような形に。環境負荷が少なく軽自動車なので経済性に優れ、というエコとエコ(ecologyとeconomy)もおさえた上で、比べるものがない存在になっているのではないでしょうか。
メーカーは三菱自動車。
update
07/03/28
関連サイト
┃
三菱自動車 i (アイ)
→
http://mitsubishi-i.jp
┃
i (アイ) | 軽自動車 | カーラインアップ | MITSUBISHI MOTORS JAPAN
→
http://www.mitsubishi-motors.co.jp/i/
┃
GOOD DESIGN AWARD [ Winners 2006 ]
→
http://www.g-mark.org/library/2006/grand-kouho/06A08014.html
┃
JDN /リポート /デザインプロダクトエピソード /コクヨ カドケシ
→
http://www.japandesign.ne.jp/episode/060510/
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