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SUNAO
洋食的カトラリー新世代
食べるための道具というと箸が筆頭ですが、ナイフ、フォーク、スプーンも当たり前の存在になっている日本の食卓。カトラリー(cutlery)と呼ばれるこれら食卓用金物は、もちろん西洋が元祖です。
西洋化が進んだ明治以降、西洋の料理を取り入れる中で、日本流にアレンジした洋食も生まれました。カトラリーも、たとえば柳宗理によって、日本の食卓、体格に合わせて洋食的にアレンジされています。
アレンジのポイントはデザイナーによって色々ですが、共通するのは大きさの工夫。
日本人の体格、食卓や食器、そして何よりも一緒に使う箸との関係。見た目だけではなく、箸とカトラリーを持ち替えた時のバランスが必要なことから、小ぶりに仕上がることが多いようです。
「SUNAO」は、そんな洋食的なアレンジが加えられたカトラリーの新世代。
18-8ステンレスのソリッドな銀色一色、装飾は無く、形一つで勝負するシンプルなデザイン。スプーンならば匙、柄と二つのパーツしかないので、デザイナーにとっては、難しいけれど挑戦しがいのあるアイテムなのかもしれません。
大阪のデザイナー集団grafがデザインした「SUNAO」、名前の通り素直な形。新しさを感じる訳ではないが、現代の生活にあったモダンな感じがするのはgrafが手がける家具や生活用品と同じでしょうか。
メーカーは燕振興工業。日本最大の洋食器製造集積地、新潟県燕市の老舗です。
実際手にすると、適度な重みと共に自然と手に収まります。そして指先があたる匙と柄をつなぐ辺り。ここが細く絞られていて、外観のポイントになると共に持ちやすさに貢献していることが分かります。
面白いのはナイフのデザイン。
フォークやスプーンは、テーブルに並べたときと同じ平らな状態で使います。一方、ナイフは、テーブルに並べて横になったときと、手の中に入って縦にして使うときの二つの角度があり、さらに切り易さという機能が求められるので、考えるべき要素が多く、フォークやスプーンとの馴染み方が腕の見せ所。
「SUNAO」のナイフは、刃のカーブや柄の絞り等で、シリーズとしての調和を感じさせながら、刃の反対側は思い切った一直線。右端にセッティングされるメイン用のナイフなので、テーブルコーディネートの右辺をきちりと締めます。
update
06/06/14
※ご紹介したプロダクトは、オンラインショップ “
caina
” にてお求めになれます。
購入する
関連サイト
┃
||| graf |||
→
http://www.graf-d3.com
┃
燕振興工業株式会社
→
http://www.tsubame-shinko.co.jp
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