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HONO
ロウソクの魅力を普段使いに
普通の照明だと味気ないので、ロウソクを灯したいが、ずっと見ている訳にもいかず、火事もこわい。ロウの質感や炎の魅力はあるものの、燃えた後の始末や匂いもあり、気軽には使えない。それだけに、ロウソクを灯すこと自体がイベントになり、特別な日を演出する小道具になっているのでしょう。
「HONO」は、そんなロウソクの魅力を日常の感覚で扱える電子キャンドル。
外観は、直径16mm、高さ270mmの細長い白い円柱、物としての装飾はゼロ。ロウソクの光と、ロウソクを取り扱う際の儀式的な魅力を、最新の技術で演出しています。行為や感覚をデザインした製品と言えるでしょうか。
灯すときは、付属のマッチ棒型スイッチでこするようにしてON。ロウソクと同じように微妙な空気の動きと共に揺らぐ光源はLED。「フッ」と吹くと消えて10秒程でまた点灯します。
使う感じはロウソクなのですが、それを実現するためにCPUやセンサーが仕掛けられており、充電地が終日保つように実はLEDが高速で点滅するなど、自然な操作感と使い勝手を実現するための工夫が凝らされています。
デザイナーは村田智明(1959-)。三洋電機を経てハーズ実験デザイン研究所を設立。
マイクロソフト社の「Xbox 360」ハードウェアデザインを手がけたことでも知られます。
その村田が2005年に発表したブランドが「METAPHYS」。
企業からのオーダーでデザインする、という既存の流れでは決して生まれない製品を、デザイナー主導で作る。そのためにビジネスモデルも構築し、賛同してもらえるメーカー等もコーディネートする。異なる企業の共同体で作り上げるブランドとして、業種の壁をデザインの思想で越えて、統一の世界観を作り出しています。
「HONO」は「METAPHYS」の第一弾商品として、05年のミラノサローネで発表され大きな反響を呼びました。掃除機、マイナスイオン発生器、キャンディライト、プランター、懐石膳、パーティション等、「METAPHYS」を構成する異分野の製品と共に、2005年のグッドデザイン賞を受賞しています。
update
06/02/22
※ご紹介したプロダクトは、オンラインショップ “
caina
” にてお求めになれます。
購入する
関連サイト
┃
METAPHYS
→
http://www.metaphys.jp
┃
KION(マイナスイオン発生器)
→
http://www.caina.jp/commodity_detail/04241912/
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