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デスクライトの元祖
人間の片腕と同じように、一つの関節に上下の腕というアームを持つデスクライト。
ランプシェードを照らしたい場所に持ってくるだけで、その位置を保持し続け、勉強や読書、仕事の友として働きます。作業用の照明なので英語ではtask lightと呼ばれます。
ネジ締め等なしに位置が固定するのは、バネがバランスを保つため。バネが筋肉、アームそのものは骨と言えます。
このデスクライトの元祖が英国の「Anglepoise(アングルポイズ)」。
デザイナーはGeorge Carwardine(ジョージ・カワーダイン 1887-1947)。サスペンションシステムを得意とする自動車のエンジニアでした。バネや重り研究から、「Anglepoise」のアームを発明し、1932年に特許を取得します。
製品化にあたり、バネメーカーHerbert Terry & Sonsと提携。33年に最初のモデル「Anglepoise 1208」を発表、すぐに商業的にも成功します。35年に以降のデスクランプの原型となる「Anglepoise 1227」を発表。前のモデルでは4本だったバネが構造の見直しで3本になり、腕というか骨の数も5本から4本に、またランプシェードを二段階に絞ることでより少ない材料で製造することができるようになりました。
現在、何度かのリデザインを経て現行製品は、「1227」の直系「Anglepoise Type3」と、70年代のデザインアイコン「Model 75」をアレンジした「Anglepoise Type75」。
いずれも、デザイナーはペンタグラム設立者の一人Kenneth Grange(1929-)。ロンドンタクシーのリデザインを手がける等、受賞・要職多数の英国デザイン界重鎮です。
update
05/08/31
関連サイト
┃
Anglepoise
→
http://www.anglepoise.com
┃
Giant Anglepoise
→
http://www.anglepoise.com/giant.htm
┃
Type75 range
→
http://www.anglepoise.com/type75_range.htm
┃
Pentagram
→
http://www.pentagram.com
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