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曲線、穴、人体を模したようなテーブル
「ARABESCO」(アラベスコ)、イタリア語で「アラビア風の」「唐草模様」という名前のテーブル。
脚は横から見ると「N」型に曲がった一枚の合板、ガラスの棚板と天板を支えます。
幅1290、奥行き530、高さ450mm。1949年のデザイン。
一枚の合板とガラスの天板/棚板だけというシンプルさからは、一対の脚とガラス天板だけというイサムノグチのカフェテーブルも連想されます。
ただ、その外観は大きく異なり、「ARABESCO」は、自由とも思える曲線、板に穴が開けられる等、大胆でインパクトある外観が特徴です。女性のボディラインを意識したと言われ、発表当時、話題になったそうで、現代の目で見てもオブジェ的な感じがします。
デザイナーはカルロ・モリーニ(Carlo Mollino 1905-73)。
イタリアのトリノ生まれ、父も地元で著名な建築家・技師でした。31年にトリノ工科大学卒業、フリーの建築家・デザイナーとして活動。40年にジオ・ポンティの依頼で椅子を作ったことをきっかけにインテリア分野にも取り組み、54年からはトリノ工科大で教える傍ら、自作のレーシングカーでルマンに出場し優勝する等、様々な分野で活動しました。
モリーニは、建築とデザイン、レースの他にも、飛行機を操縦し、科学的なスキーの滑降を研究、独特なヌード写真を撮る、と異彩を放つ孤高。
イームズなどのオーガニックとは、また異なるのですが、そのデザインはやはり有機的(肉感的?)と言うしかない曲線が特徴。「ARABESCO」というタイトルは、アール・ヌーヴォーの影響も思わせるようです。
update
05/01/26
関連サイト
┃
carlo mollino/designboom
→
http://www.designboom.com/world/mollino/
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