デンマークの高級オーディオ機器メーカーとして、また、その製品の卓越したデザインで日本でも知られるバング・アンド・オルフセン社(Bang & Olufsen)。そのイアフォン(ヘッドフォンとは呼んでいない)が「A8」。
振動板を含むユニットは、ヘッドフォンステレオでよく使われるインナーイヤータイプと同じ小ぶりなものなのですが、その固定方法として耳たぶにひっかけるツルを使用しているのが特徴です。メガネの耳にあたる部分だけを取り出しイアフォンを付けた感じ。
材質はアルミと黒い硬質ゴム。重さは片側で8g。ダイナミックレンジは50〜20,000Hz。使う人の耳の形状に沿うように3カ所で調整が可能。
日本での値段は12,000円。イアフォンとしては飛び抜けて高いのですが、既存のバング・アンド・オルフセンの製品ラインと比較すると購入を検討しやすい価格になっています。
バング・アンド・オルフセン社は、1925年、ピーター・バングとスヴェン・オルフセンの2人のエンジニアがデンマーク北部のオルフセン家でラジオを製造したことに始まります。
39年には、当時の最新素材であったベークライトを使ったラジオを発売。64年には「価格の前にデザインと品質にこだわる人のために」というキャッチコピーでトランジスタのスリムなラジオを販売。これは日本でもラジオのお手本として模倣されたそうです。78年には、MoMAで製品を集めた展覧会が開かれ、現在までに16点がパーマネントコレクションになっています。
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