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デザインプロダクトエピソード

MAT


アントワープのファッションデザイナーが考える新しい家具
‘将来の新しい働き方を考えた場合、新しいコミュニケーション技術が好きな場所で好きな時間に働くことを可能にして、仕事とレジャーの垣根は消えてゆくだろう…そんな変化を想定した家具’と、そのコンセプトにあるマット(MAT)。
2m×1mの長方形、厚さ4cm。素材は運動で使うマットと同じ発泡ゴム。形も運動で使うものに似ています。
マットの使い方は、たとえば寝転がるだけでなく、カーペットのように床に置いたり、座る家具の一部分にしたり、テーブルの天板として使ったり、立てかけてパーテーションにしたり、気分転換に運動したり、と様々。
ミーティング、会議、集中が必要な仕事、グループ作業…。仕事の性格によって、効率的で快適な環境は異なりますが、一つのスペースを使い分ける場合、マットのような家具が便利なのでしょう。

デザイナーはファッションデザインで有名なダーク・ビッケンバーグ(Dirk Bikkembergs 1962-)。
ベルギー・アントワープにある王立芸術アカデミーでファッションデザインを学び、86年に卒業生6人で開いたロンドンでの展示会が注目を集め、‘アントワープの6人’として世界的に脚光を浴びた一人です。
ベルギーというとフランダースの犬、ワッフル、ビールなどで知られ、王立芸術アカデミー自体も1663年創立の歴史ある芸術教育機関ですが、ファッションデザインで一般的に知られるようになったのは、彼・彼女らの‘アントワープの6人’以降ではないでしょうか。
ビッケンバーグのデザイン。初期のものでは、ソールに穴を開けてヒモを通してアッパーに巻きつける靴が有名です。88年にメンズ、93年にレディスのコレクションをパリで発表、現在はミラノでも活動しています。

マットは2001年にベルギーのオフィス家具メーカー・ブロ社(BULO)から発表された製品。
ブロ社は、Walter Busschopが1963年に設立したベルギーのオフィス家具メーカー。87年から国際的なビジネスを開始、96年には、ジャン・ヌーヴェルなどの著名な建築家・デザイナーを迎えて「オフィスはどうあるべきか」というアイディアを形にしていくコレクション「Carte Blanche」を立ち上げます。ヌーヴェルが提案したデスクシステムなどを含む「Carte Blanche」コレクションの一つがマットです。
-02/06/05-

 
 ・関連サイト
  BULO :: Office and Design Furniture :: Emphasize your individuality! :: Worldwide Office and Design Furniture manufacturer.
  http://www.bulo.be/

  DIRK BIKKEMBERGS
  http://www.bikkembergs.com/
 ※02.6.5現在工事中



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