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長年親しまれてきた新潟のローカルお菓子、名前も装いも新たに「浮き星」としてリニューアル

長年親しまれてきた新潟のローカルお菓子、名前も装いも新たに「浮き星」としてリニューアル

2016/01/13 9:30

100年以上も伝統的な製法を引き継いできた、新潟のローカルお菓子「ゆか里」。こんぺいとうのような見た目だが、実はもち米(あられ)に砂糖蜜をかけたお菓子だ。あられなので甘さは控えめ、素朴な味が新潟の人々に愛されてきた。しかし、近年売り上げが減少傾向にあるという。もっと手軽なお土産として手にとってもらえるように、ネーミングとパッケージを一新。その名も「浮き星」としてリニューアルされた。

浮き星-はくちょう-50g / 350円(税抜)

パッケージは新潟市内の潟(かた)や湖に飛来する白鳥や雪だるまなど、新潟らしい自然をモチーフにしたイラストが描かれた可愛らしい仕上がりになっている。

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浮き星-はくちょう-15g / 250円(税込) 味は全部で7種類。プレーン、ジンジャー、しそ、柚子、抹茶、ミント、コーヒーというラインナップ

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浮き星缶-はくちょう-20g / 600円(税抜) 食べ終わっても、捨てずに残しておきたくなるデザイン

リニューアルの立役者は、「hickory03travelers(ヒッコリースリートラベラーズ)」。「日常を楽しもう」というコンセプトのもと、さまざまなモノやコトをクリエイトする集団だ。新潟の老舗や伝統工芸品、商店街のお店などとのコラボ商品を多く手がけている。その活動が認められ、2015年にはグッドデザイン賞を受賞した。これからの新潟県を盛り上げていく存在として注目を集めている。

集合写真

ヒッコリースリートラベラーズのみなさん

このプロジェクトは、ヒッコリースリートラベラーズ側から「浮き星」を製造販売する明治屋に声をかけたのがはじまりだという。「明治屋さんは、売り上げの減少から後継ぎをつくることを躊躇されていました。そこで、まず『ゆか里(浮き星)』を全国の人に知ってもらい、後継ぎを作り、このお菓子を残していってほしいと積極的にはたらきかけました」と、ヒッコリースリートラベラーズの迫一成さんは話す。

リニューアルにあたり、味をミックスした可愛らしい見た目のものを制作。思い切って名称も変更し、パッケージも思わず手に取ってもらえるようなものを目指したという。リニューアル後の反応については、「展示会に出展したところ、全国のバイヤーさんの反応が良く、あまりの好評価におどろきました。その後、多くの店舗に声をかけていただき、全国で販売することとなりました。県内外の若年層を中心に“かわいい!”と話題になっていることもうれしいことのひとつですね。明治屋さんだけでなく、僕たち自体にも活気が出たと思います」。リニューアルの評判は上々のようだ。

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「浮き星」は、もちろんそのままでも美味しく食べられるが、おすすめの食べ方はお湯に浮かべること。カップに浮き星を入れ、お湯を注ぐとあられの周りの砂糖蜜が溶け出し、あられがプカプカと浮いて甘い香りが広がる。お湯を注いで少し待てばあられがもちもちの触感になるため、違ったおいしさを楽しめるのもうれしい。お湯だけでなく、お茶や紅茶、牛乳に浮かべるとほかの味わいになる。

お土産はもちろん、引き出物やちょっとした贈りものなどにも喜ばれそう。公式サイトのほか、青森県立美術館ミュージアムショップや中川政七商店全店、ほか全国のインテリア雑貨店で発売されているのでぜひ手に取ってみてほしい。

浮き星
http://ukihoshi.dino.vc/

ヒッコリースリートラベラーズ
http://h03tr.shop-pro.jp/

(石田 織座)
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