会期 | 2014年10月25日(土)~10月29日(水) |
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会場 | デイリープレス |
“エキシビション会場は、池尻大橋から徒歩約10分のプレス事務所。プレス事務所の3名、デスクをシェアする建築家、編集者など計6名がデスクワークをしているオフィス空間をカリモクニュースタンダードの家具にチェンジ。いつも通りに活動をしている実際の「仕事場」で、新作を含むこれまでのコレクションを体験できる。併設のギャラリースペースでは、BIG-GAMEの特別エキシビションも開催”(展覧会告知より)
2014年4月のミラノで発表した新作を含めたコーディネートが、実際に仕事をしているプレス事務所で紹介された。リアリティある使われ方、空間の中での存在感などがよく伝わってきた。
また、併設のギャラリースペースでは、2009年のKARIMOKU NEW STANDARD立ち上げ時から参加しているデザインユニットBIG-GAMEの展示が行われた。スイスはローザンヌを拠点にするBIG-GAME。Augustin Scott de Martinville氏(フランス)、Elric Petit氏(ベルギー)、Grégoire Jeanmonod氏(スイス)の3人が2004年に設立したプロダクトやインテリアを手がけるデザインスタジオだ。機能とユーモアを併せ持つデザインで知られる。
展示は、BIG-GAMEがこの10年間でデザインしたプロダクトから10ブランドの10アイテムを選択し、それらに対応する日本のプロダクトをKARIMOKU NEW STANDARDのクリエイティブディレクターDavid Glaettli氏が選び、ユーモアある対話形式で見せるもの。
展示のキュレーションを担当したDavid Glaettli氏は、「デザインとは、日常にある問題(Q)と、その解決を導き出すプロセス(A)の中で生まれます。単に見た目を良くしたり面白くするのがデザインなのではなく、国や時代を超えてこのQ&Aという行為があり、そこからものが生み出されます。BIG-GAMEと日本のプロダクトの間に流れるユーモアのある会話と合わせてゆっくりとご鑑賞ください」と、その意図を語った。(上写真:photo Takumi Ota)
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