デコラ通信 デコラ

  Decola Design 透光性化粧板「ディアフォス」をテーマにデザイナー達が競作します。
  デコラデザイン2000-2001

   RACK A,B for CD
写真:平井広行
製作協力:株式会社ミネルバ

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川上元美 
川上元美さん


「ディアフォス」は、透き通るような素材感とポップな色・デザインが魅力のイタリア・ABET LAMINATI社による透光性化粧板(弊社取扱い)です。デコラ通信では、毎号1名ずつ、現在活躍中のデザイナーの方々に「ディアフォス」を使った家具・照明・小物類をデザインしていただき、それを試作したものをご紹介しています。計32柄(うち常置品は8柄)からなる「ディアフォス」のバリエーション豊かな色柄と、デザイナーのアイデアにより様々に生み出されるカタチ。そんなデザイナー達の競作をお楽しみ下さい。第6回目は、プロダクトデザイナーの川上元美さんによる「RACK A,B for CD」です。


 RACK A,B for CDRACK A,B FOR CD

 RACK A,B FOR CDFrom Designer
デザインにとって、新素材は新しい美の発見に寄与してきましたが、時代は今、自然界に負荷の少ないもの、リユースやリサイクルのプログラムの盛り込まれたもの等をはじめ、よほど魅力を秘めたものでない限り、速やかに淘汰されることになる。
テーマに頂いたこの「ディアフォス」なる半透明な透光性化粧板は、マットな表面からの透過光が柔らかく美しく魅惑的であり、特に質感の上から商業空間でその特徴を引き出しやすい素材であるように見受けます。
資料には、驚いたことに、はなから施工上の注意書きが添えられていて、硬度が高いだけに、ピッチングやクラックが入りやすい、適当なカーブで曲がらない、透過性を生かす適当な接着剤がないなどとあり、意外と厄介な素材でもあるようだ。
問題の多そうな接着方式はさけて、「デコラ」ブランドで、以前から好んで使っている細かい波形の「メタル化粧板」と併用して、可愛いオブジェにならないかと、事務所に送りつけられた丁度、CDフロッピーケースサイズの「ディアフォス」の手板見本を手に触れているうちに、こんな棚が出来ました。

RACK A,B for CDRACK A,B for CD


Profile

川上元美
1940年兵庫県生まれ。
66年東京芸術大学大学院美術研究科修士課程修了。その後、69年まで、アンジェロ・マンジャロッティ建築事務所(ミラノ)勤務。71年川上デザインルーム設立。
クラフト、工業デザインから家具、空間、景観デザインなど、幅広いジャンルの仕事を手がけている。
アメリカ建築家協会(AIA)主催チェアコンペ1席、毎日デザイン賞、国井喜太郎産業工芸賞、Gマーク金賞、IF賞(ドイツ)、土木学会田中賞、横浜まちなみ景観賞など受賞多数。

「ディアフォス」使用品番
ABD-3152
「メタル化粧板」使用品番
MTA-63250
MTA-63263

 

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デコラ通信 デコラ通信 March 2001 No.35