デコラ通信  デコラヴィータ

  Hot News デコラヴィータ最新事例紹介
  北海道立総合体育センター

  北海道立総合体育センター□ 物件の紹介

この施設は、平成6年に北海道が実施した初めての指名設計競技において選出され、その後、設計および工期3年の施工を経て本年2月13日にオープンした建物で、「21世紀に向けた北海道スポーツの振興の拠点」と期待されている。敷地は、札幌の中心からおよそ3kmの緑豊かな豊平公園駅に隣接し、周辺は主に住宅地が形成され閑静な環境となっているが、地下鉄豊平公園駅に接した交通の便利なところでもある。

「森と一体となった周辺環境にやさしいスポーツの殿堂」をコンセプトに、環境と調和した景観の創造と近隣の生活を阻害しない施設配置を心がけ、主要フロアーであるスポーツゾーンを地下1階に納めて全体のボリュームを低く押さえている。地下に設けた各スポーツゾーンおよび、それらを結ぶパブリックスペースを、緑とアートのあるサンクンガーデンや、掘り割りの駐車場などに面させて自然採光と外部への視界を確保し、利用する人々に地上階の雰囲気をできるだけ感じてもらえるように演出している。

豊平公園に長く面した建物は、メインアリーナ棟・サブアリーナ棟・管理研修棟が1棟にまとめられ、地下鉄駅と直結した地下鉄連絡通路、単独利用が可能な弓道場の3棟で構成されている。公園側に設けたテラス状の広場に接した南面の明るくゆったりしたホワイエ・ロビーは、公園利用者を含め道民が気軽に訪れ憩える場として設定し、明るく開放的な空間とした。

現在、一般スポーツの他に各種イベント開催や、フリークライミングウォール・トレーニングルームの利用とともに、景観を楽しみながらのレストランでの食事など、多くの人々に利用されている状況となっており、今後ともより多くの道民に愛され親しまれる施設となることを期待したい。
 


 
北海道立総合体育センター 北海道立総合体育センター

北海道立総合体育センター 北海道立総合体育センター

北海道立総合体育センター

北海道立総合体育センター

□ 採用経緯・動機

使用場所
●メインアリーナ・サブアリーナなどの選手更衣室内シャワールーム
外国のアスリートを含めた不特定多数の利用を考慮した時、内装材は頑丈で耐水性があり清掃も容易にできるという必要条件があり、本施設では壁仕様を湿式のタイル貼りにしているが、シャワーブースにおいても同様の性能が要求される。そこで、ブースの材料をいろいろ検討した結果、「デコラヴィータ」が要求される性能=高強度・耐水性・耐汚染性を満たし、かつ構成する副資材がきわめて少ないので局所破損の確率も少なくなり、ひいてはメンテナンス性もよくなるのでは、ということで採択した。

●メインアリーナ特別控室内化粧室
1ルームイメージの化粧室に2ブースが設置されるので、極力シンプルな材料を選定し、ブースとしての存在感をあえて感じさせないように考えた結果、前述の採択理由と相まって同じ素材を使用した。

□ 「デコラヴィータ」について

今回体育センターに使用してみて、素材としては加工性を含めて非常に興味深くおもしろい材料ということが改めてわかり、今後とも機会があればいろいろな所に使ってみたいと思っているが、注文を付けるとすれば、ブースなどの場合に各部材の接合金物をパネル外部に露出させないディテールの工夫と、小口のカラーをもう少し柔らかくできないものかと常々感じているのですが…。

株式会社久米設計 札幌支社
主席課長 本郷康則

建築概要
●場所   札幌市豊平区豊平
●敷地面積 40,000平米
●延床面積 約30,000平米
●規模   地下1階、地上2階
●構造   鉄筋コンクリート造
●構造   一部、鉄筋鉄骨コンクリート造



 

デコラヴィータ 使用品番
DC-8001T
DC-8502T


  p r e v  |  n e x t

デコラ通信 デコラ通信 May 2000 No.30