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インテリアデザインの半世紀

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インテリアデザインの半世紀

戦後日本のインテリアデザインはいかに生まれどう発展したのか?

発行 六耀社
編集 専門学校ICSカレッジオブアーツ校友会50周年記念出版編集委員会
仕様 A4判変、ソフトカバー、160ページ
価格 1,905円(税抜)
ISBN 978-4897377643

インテリアデザインの半世紀

東京オリンピックの前年、1963年から今日までのインテリアデザイン50年の変遷を総括する。写真、図版を多数収録。

【目次】
  • Prologue
  • 1960年に始まる論争が戦後日本のインテリア・デザインの区切りだった 柏木博
  • 第1章 インテリアの発生と成長 ― 1960~70年代を中心に
    日本のインテリア・デザイン ―剣持勇と渡辺力― 勝見勝
    戦後・デザインの光明 豊口克平
    インダストリアルデザイナーのインテリアデザイン観 榮久庵憲司
    個人と社会をつなぐインテリアデザイン 内田繁
    空間に輝く光彩を求めて ― 時の流れとタペストリー ― 山岸柾史
    時空を、超えるのは 葉祥栄
  • 第2章 拡大するインテリアデザインの舞台 ― 1980年代を中心に
    逆喩のレトリック 竹山実
    品性を失わせるスピードという魔物 倉俣史朗
    インテリアデザインの発見 飯島直樹
    芸術家の同志 美を死の直前まで追求 ― 熱い心意気、すべてが刺激的 ― 安藤忠雄
    インテリア・デザイナーとのコラボレーション 田中一光
    初期の仕事 ― バー・ラジオ 杉本貴志
    自分のオリジナルを創り出す 石井幹子
    「人間のためのデザイン」という普遍的テーマ 日野永一
    ひとと技術をつなぐデザイン 川上元美
    大学のデザイン教育を憂慮する 伊東豊雄
  • 第3章 文化領域としてのインテリアデザイン ― 1990年代以降
    「私」という建築手法を拡張すること 隈研吾
    美を感ずる心 日比野克彦
    これまでの50年、これからの50年 原兆英
    車両のデザイン 松本哲夫
    人間の五感に寄り添う想像を 北山孝雄
    アートを「共有」し、「つながり」を生む 妹島和世
    神聖なる空間の出現を求めて 千住博
    本物と本物風の素材 坂本和正
    ライトの建築の魅力 樋口清
    インテリアは人生の一部 川上玲子
    インテリアデザインの自立性時代 黒川雅之
    拡大し続ける空間の実態 近藤康夫
  • 第4章 生活文化とデザイン教育の追及 ― ICSの意義と展望
    芸術の未来としてのデザイン ― IADが目指したもの 伊東順二
    日本空間から受けたインスピレーション クリスト・アンド・ジャンヌ=クロード
    デザインマネジメント、デザイン教育のあり方について アルベルト・アレッシィ
    人を残して死ぬ者は上 河原敏文
    からっぽの建築を満たすこと マニュエル・タルディッツ
    多くの人々に支えられたICSの先見性 島崎 信
    『柿の木坂新校舎』― 創立50年の中間点に立ち会って 藤木隆男
    インテリアは空気。それは、人の暮らしの結果。 山本寿美子
    インテリアデザインの半世紀 柄澤立子
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