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デザイン家電は、なぜ「四角くて、モノトーン」なのか?
フォルムの歴史とルールがわかれば、デザインはこんなに面白い
よいデザインをしたり、よいデザインのものを選ぶことは、理屈ではなく「感覚=センス」だと一般的には思われている。また、「デザインを理解する」ことも、一般の人にとってはハードルが高いと思われがちだが、「デザイン」を理解したい、そしてビジネスなどに活かしたい、と考えている一般の人は少なくないだろう。
本書は、そんなデザインを理解したい、と思っている一般の人、なんとなく「デザイン」がいつも気になっている人を対象に、いつも身の回りにある「家電」や「家具」や「カメラ」などの具体例を挙げながら、デザインの基本的なルールと、プロダクトデザインの歴史的な変遷を追い、表題の「四角くて、モノトーン」が製品デザインの基本ルールである理由、そしてデザインがどこに向かっていくかを解き明かしていく。
一般に馴染みのある、家電やデジカメ、椅子などの製品を掲載するだけでなく、ブラウン、ソニー、アップル製品といったエポックメイキングなデザイン製品を取り上げながら、現在のデザイン、そして未来のデザインの方向性を探る。使う側の立場だけでなく、デザインをする側の立場からの「デザインのルール」も解説することで、単なる読み物に終わらない実践的な解説書としても読むことができる、今までにないデザイン読本。
【本書の内容】
- 第1章 面白い家電デザイン
- 第2章 フォルム 見た目の第一印象
- 口絵 [フォルムと解放感]
- 第3章 フォルムのルール
- 第4章 家電デザインの楽しみ方
- 第5章 アップルデザインはどこがすごいのか?
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