秋の東京は文化的な側面に触れる機会が多い。日常から離れた、それらの情景は私たちの生活や心に大いなる潤いと活力を与えてくれるものだ。数多くのデザインイベントが開催される中、デザインを切り口に新しい感性を訴求する「DESIGNTIDE TOKYO(デザインタイドトーキョー)」に、「ISETAN LIVING(イセタンリビング)」が参加し、伊勢丹新宿店を舞台に、最新のデザインを発信した。
2010年10月20日〜11月9日の期間に開催された「ISETAN LIVING×DESIGNTIDE TOKYO」のテーマは、「Charm Land(チャームランド)」。幼い頃に見た夢の物語に登場するかのようなプロダクトたちは、的確な審美眼をもつバイヤーたちと世界中のクリエイターとの共同作業によって生み出された。会場はまるで宝箱のようだった。情報と多様性がより求められる今日、こんなワンダーランドが期間限定とは何とも心苦しい。

その夢のような空間の中でも、特筆すべきイベントは本館1Fのザ・ステージで開催された「CIAO CIAO BY PAOLA NAVONE(チャオチャオ バイ パオラ・ナヴォーネ)」だ。イタリアの名門陶磁器メーカー「Richard Ginori(リチャード ジノリ)」と、アートディレクターを務めるイタリア人女性クリエイター、Paola Navoneのコラボレーションによる新しいコレクションの発表である。「Richard Ginori」は、1735年に設立され、優美なテーブルウェアやオブジェを提案し続ける、伝統ある企業である。Paola Navoneと手を組むことにより、品質と技術という絶対的な要素に革新性というエッセンスを加え、より進化したデザインの表情を作りだすことに成功した。そして、世界各地を席巻したデザイナーとマニュファクチャーのコラボレーションが東京にローンチするまでのストーリーは、2009年4月に遡る。
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【 1 】 伊勢丹新宿店本館1Fのザ・ステージに設営された「CIAO CIAO BY PAOLA NAVONE」

【 2 】 フィレンツェの工房の写真に囲まれた環境
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