「LEXUS DESIGN AWARD 2015(レクサス デザイン アワード)」入賞作品発表
2015/02/18 UPDATE
Vol.4メンターインタビュー:ロビン・ハニキー氏、プロトタイプ制作作品「Sense-Wear」
- ロビン・ハニキー氏
Funomena
www.funomena.com
昨年に続き2回目の参加となるロビン・ハニキー氏。2012年にゲーム開発スタジオFunomenaをサンフランシスコで共同創設したゲームデザイナー・プロデューサーだ。昨年と比較して今年の応募作品についてどのような印象を持ったのだろうか。
「“Senses”という今年のテーマのもとに応募された作品は非常に多岐に渡っており、審査にしばらく時間を要しました。人によってその捉え方は様々で、このテーマの解釈を共有すること自体、とてもユニークで新しい方法だと感じました」
選んだ作品「Sense-Wear」については、「感覚的クオリティがとても印象的でした。彼らは”Senses”というテーマをより幅広い視点で捉えているだけでなく、同時に私達を取り巻く環境についても考えるアプローチが作品を通して見受けられました。この作品は、人々に、忙しい生活の中での休息を与える作品ではないかと思ったのです」と語る。
以上、プロトタイプ制作の4作品、いかがだろうか。メンターのコメントには評価についての言及もあり、LEXUS DESIGN AWARDの理解を深める良い材料ともなるだろう。
まさに現在進行中のこのプロジェクト。「LEXUS DESIGN AWARD 2015」のグランプリは、これらプロトタイプを制作したデザイナーによるプレゼンテーションと審査を経て、ミラノで決定する。どのように仕上がるのか、どのような結果となるのか今から楽しみだ。
ミラノでパネル展示される8作品についても紹介しておこう。
今回のLEXUS DESIGN AWARD 2015。日本人(または日本人が参加するグループ)の入賞は12作品のうち過半数の7作品だった。これは例年より多い数字だ(第1回目は12作品のうち4作品、第2回目は12作品のうち1作品)。今回のテーマ“Senses”「五感」が、日本文化と相性が良かったのかもしれない。いずれにしても、ミラノでの展示は世界における日本のクリエイティビティ、その可能性を見つめ直す良い機会になるだろう。ミラノでのプレゼンテーションによって決まるグランプリ。その行方にも注目したい。
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