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| 折り紙建築とは? 折り紙建築は、折り紙の手法を応用して1枚の紙から建築物や動物など様々な立体的な造形物を表現したカードです。1981年に建築家・茶谷正洋氏が考案したこの折り紙建築は、今では世界中で楽しまれています。 |
| 折り紙建築誕生エピソード | ||||
| 突然ですが、皆さんは来年の年賀状、どうします? ご多分に漏れず、僕も、年末が近づくとクリスマスカードを兼ねた年賀状の工夫をし、親しい方々に送り度くなり、宛名書きやらで大変なのに、年々、繰り返して来ました。 その一家の一年間の無事息災を伝え、新しい平成?を祈ります。ほっとして、パーティや元旦を迎える時の楽しさは、送られた葉書を眺める交流感でしょう。最近の通信は、忙しい時代に沿って変わって居て、そんな情緒も少なくなっているかも知れませんが。 さて、我が家では、30年近く前から、2人の子供に十二支の動物を描いて貰い、それを原画として版画に刷った、図1のような葉書を出してきました。が、ある時、知らぬ間に反抗期になっていた上の娘に、自分で考えた葉書(図2のような)を友達に出すからいやだと言われ、親馬鹿振りも好評なのにと、泣く泣く方向転換を迫られたのです。じゃあ、どうしようか。 思えば、それがきっかけというわけ。 |
![]() 図1)年賀状 | |||
![]() 図2)娘の年賀状 |
それは、1980年東京工業大学で教授に昇任し、ほっとした頃で、建築家協会や建築学会の委員会では、設計を依頼される時の条件はいつも、安くて住み良い家ばかり、「美しくて建築費の制限なし」なんてことはまず無いから、それにどう応ずるか討論が続いて居ました。岩波書店のマコーレイ著のような絵本を作ろうとか、皇居を設計された吉村順三先生にお願いして本を、とか議論百出、議して和せず、和して決せずとか。 そんなやりとりの中、つかの間の休憩の時、ふと持ち出した10センチ角の折り本カードを、僕が順に開いて御覧に入れた処、異口同音に「これだ!」。例えば、エジプトのピラミッドだと、三角形の紙片4枚を裏から和紙でつなぐと、2つ折りに畳めます。これの隅を白い木綿糸で、白い台紙に縫い、・・・・・と。(作り方の詳しい説明は後述の著作本にあります。これらはそのすべてに型紙図が載っていて、誰でも習熟すれば見本と同じ折り紙建築が作れる、という優れもの。是非どうぞ。) で、気を良くして、晴れて先の挨拶カードにして処々に差し上げたら、これがまた、大当たり。前にも、記念すべき最初(公式)カードを出した先から、うちではテレビの上に飾っていますと言われたっけ。 こんな始まり方をした折り紙建築(元はOrigamic Architecture(商標登録申請中)の訳語)だけれど、意外や意外、手がけた関係著作は通算53種類にもなり、今や愛好家の団体を作ろうという声も大きくなってきた。僕も、「(創始)家元」と称して、お茶の表・裏の千家や武者小路・藪内家のように輪が広がっていくことを願い、中でも僕の替わりとなれるほどの人を「2代目」「3代目」の「家元」として各方面へ紹介してきたので(何故かこの家元には「代替わり襲名披露」ということが無いのだが)、どうにかこのまま道を誤ることなく、多くの方にこの折り紙建築を楽しんでいただきたいと思っています。 |
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茶谷正洋 | ||||
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