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クリツィア ムービング シェープス
KRIZIA MOVING SHAPES

2001年11月20日(火)〜12月24日(月・祝) 東京・江東区 東京都現代美術館
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2001年12月24日まで、東京都現代美術館にて『KRIZIA MOVING SHAPES(クリツィア ムービング シェープス)』展が開催されています。「日本におけるイタリア2001年」の公式行事の一環として開催された本展は、現代イタリアを代表するファッション・ブランドの1つであるKRIZIAの思想や哲学を、照明や映像を用いてダイナミックに表現する展覧会となりました。


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KRIZIAはイタリアの女性ファッション・デザイナー、マリウッチャ・マンデッリ(Mariuccia Mandelli)によって1950年代はじめに創造されました。彼女の衣装哲学は、美術・文学・演劇・映画・建築など、古今東西の様々な文化的表象をインスピレーションの源として、ファッションに結実させることにあります。
KR1ZIAという社名は、クリティアスという哲学者の名前に由来しています。クリティアスは偉大な詩人で哲学者でしたが、好きな女性のためには、あらゆる宝石や香水を惜しげもなく買い与え、彼女の美しさを磨き、美を探求しました。マリウッチャはこの哲学者にして詩人が、偉大な女性の賛美者であり、美しい衣裳や宝石で女性を飾ることに喜びを感じ、終生、女性美を追求し続けた人物であることに魅かれました。彼女はクリティアスに賛美されるような女性に適う衣裳を、そしてさらには、クリティアスのような男性のための服を、創造したいと願ったのです。

エスカレータにて3階の企画展示室へ上ると、最初のコーナーはガラスパネルの中に衣服を真空パックディスプレイしたセクションです。グラフィックパネルのように展開されたアニマル柄のニット作品が、目に飛び込ん゛てきます。
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続くコーナーは、装飾としてネオンを用いた展示装置に、ドレスを吊り下げてディスプレイしたセクションです。正方形状の枠の四辺に、ホワイトのネオンランプが取り付けられ、中央部に吊り下げられたドレスが、美しく空間に浮かびあがります。
6つの枠は東洋文学をイメージした作品、素材のコントラストを表現した作品など。連続した光のゲートが、空間を付き抜けていきます。
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3つめのコーナーには、コミック「ダブル・ドリーム」が紹介されています。ミラノ在住のデザイナー・建築家のグイド・クレパックス(Guido Crepax)は、大人向けの漫画家としても非常に高名です。クレパックスの著作「ダブル・ドリーム」で、ボブカットのヒロイン、ヴァレンティーナが着ている服は、全てKRIZIAのコレクションが元となっています。
反対側の壁面にはKRIZIA最初のコレクションのドレス(1964)と、ロマンティシズム(1972)も展示されました。
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