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 中 須 智 子

 
「人間青山」TRYのみ

イタリアでの生活は、デザインに限らず、“自分自身に素直になる事”を気付かせてくれた。
そして、“デザイン=売れる商品”という定義から解き放してくれた。
つまり、自分の生活そのものを表現するという、当然のことに目覚めさせられたのである。

イタリアンデザインが、なぜ魅力的なのか?
デザインは、子供のように、愛する人々によって育てられ、花開くものである。
イタリアには、その地盤があるのだろう。
私のもっとも尊敬する、DANESE夫妻のように純粋にデザインを愛し、開発をし続けた人々。
彼らのような人々の出現によって、多くの優れた物が世に出、脚光を浴びるチャンスに恵まれる。
そして、プロ・アマに関係なく、鋭い視線がより魅力的な物にさせるのである。
デザインに携わる者は、それに答えるべく、絶えず切磋琢磨し続ける。
歯車が、実に上手く噛み合っている。

さて、それらを身近で経験した自分は?
1つの固定観念に囚われたくないという思いから、長い間携わってきたジュエリーデザインとは、異なったデザインの世界に敢えてイタリアで、トライをしたことは正しかったと、今、確信している。
今後も狭い所に閉じこもらず、耳目を広めていきたいものである。

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当時の中須氏

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現在の中須氏

中須智子
1980年 白百合女子大仏文科卒
1989年 Milano Domus Academy デザイン科にて、マスター取得
1990年 建築家Sergio Astiに師事
1992年 帰国。その後ジュエリーデザイン及びその他のデザイン活動を開始し、現在に至る。

受賞歴
1985年 プラチナデザインコンテスト
1988年 92年 ダイアモンドインターナショナルアワーズ 他

展覧会
1993年/94年 9 Designers Giapponesi (Milano)
1996年 Oggetti Risorti (Milano)
1998年 リサイクル展(リビングデザインOZONE) 他


 

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