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「彼女を知らないデザイナーの方々へ」
私が渡伊したのが22年前。(エッ!もうそんなに経ったのか)口髭をたくわえて意気揚々ミラノ入り。ただ、この髭の命も一日限りのこと。恥じらいのあまり、全てシェーバーの餌食となりました。嗚呼!情けなし。
町そのものが芸術、そんな町が幾つもあるのがイタリアです。普段の生活の中から自然と身に付く美的感覚や創造力。仲々のものです。「オギャー」と生まれた時からこんな空気を吸っている人達を少し羨ましく思います。
今の私があるのも、私を育ててくれたイタリアのお陰かな?下戸だった三浦を誰が信じるのでしょう。水より安いイタリアワインがいけないのです。
「イタリアとマナブ」展いい名称です。彼女を知るには、個別のデザインを評価してもあまり意味のない事。やはり、中に入って彼女そのものを知らなければ、イタリアデザインなど語れないでしょう。いまだ彼女を知らないデザイナーの方々へ「機会があれば、是非足を運んでみて下さい。そして彼女を知って下さい。それも、できるだけ長いお付き合いで。」けっして無駄な時間にはなりません。保証します。ただ1つ御忠告を、彼女、魅力的でチャーミングですが、ちょっと気まぐれ。メチャクチャ好きになる人とその逆になる人の両極端に分かれるということを。できれば、前者であって欲しいと心より願っています。
私…? もちろん… 私の彼女ですから。

当時の三浦氏
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 現在の三浦氏
三浦英夫
1953年東京生まれ。京都工芸繊維大学・意匠工芸学科卒業。同大学院中退後、渡伊。
ミラノMario Belliniデザインオフィス勤務。(1979年〜1985年)
帰国後、フリーランスデザイナーとして活動を開始し、現在に至る。
イタリアにてスチロールモデルによるデザイン提案の手法を習得し、現在でも立体でのデザイン提案が信条となっている。
「デザインしないようにデザインする」なんだか、デザイン臭がいやになり、最近そう考えている超アナログ人間です。
JDNでの紹介
*デザイナーズコレクションギャラリー |