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第30回
特別編 Villa Savoye - Le Corbusier from Poissy, France

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update 2005.03.30
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リポート : 横山望海 / 建築デザイナー
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前々回のリポートで、新たな試みとして読者の皆さんとのやり取りをリポートに取り入れる事にチャレンジしようと、質問をお願いしてみました。ところが、残念なことに頂いた質問がとても少ないという、悪い予想通りになってしまいました。呼びかけの内容が少し判りにくかったのか、聞いてみたい質問自体無かったのか判りませんが、頂いた質問の数ではリポートにするのが難しいので、またそのうちに形を変えてチャレンジするという事で見送らせて頂きます。
という事で、今回は通常のロスからのリポート。と言いたい所ですが、実は最近日本へ行ったりフランスへ行ったりとロスに殆どいなかったため、今回は特別編としてフランス、パリからのリポートです。タイトルからお判りだと思いますが、かなり「コテコテ」の内容です。私がパリに住んでいたらここまでストレートな内容は取り上げないと思いますが、今回は人の庭ということと(パリのレポーターの浦田薫さん、すみません)、インターネット上に思っていた程情報が無かったということで、リポートする事にしました。
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多分このページを今読んでいる9割以上の方は「ル・コルビュジェ」を知っているのではないでしょうか。 (日本ではコルビュジェと呼ばれて (読まれて) いますが、アメリカではコルブージエといった発音になります。短縮してコルブーなんて呼ぶ人もいます。) 知らなかったとしても、名前を聞いた事はあると思います。それ位有名な人ですが、知らない方のために書くと、彼はフランク・ロイド・ライト、そしてミース・ファン・デル・ローエと並び、近代における世界三大建築家の一人です。住宅はもちろんですが家具等もデザインしているので、彼のデザインしたラウンジチェア等は、無意識のうちに見ているかも知れません。今回のリポートは、そんなコルビュジェの代表作「サヴォア邸」の訪問記です。サヴォア邸自体は書籍等で幾らでも情報が得られるので、リポートでは訪問したことそのものに重点を置きたいと思います。
お恥ずかしい話、私がこのサヴォア邸を訪れるのは今回が初めての事でした。10年程前にパリは一度訪れているのですが、その時は市内の建築を見るので精一杯、そして正直な話、このサヴォア邸がパリからすぐということも知りませんでした。ちなみに、コルビュジェのデザインした有名な教会もパリの郊外にありますが、そちらはサヴォア邸に比べると少し遠いようです。
今回私がサヴォア邸を訪れる前に知っていたのは、パリから1時間弱の街、ポワシーのどこかにあるという事だけ。コルビュジェはフランスでも有名ですから、現地で聞けば何とかなると思っていました。迷う事無く問題なく着いたので(と言うよりかなり丁寧に表示が出ていたので)わざわざ行き方を書くまでもないのですが、知らない人の中には不安になる人もいるかも知れないので、パリにも住んでいない、そしてサヴォア邸を訪れた事の無い方のために少し丁寧に説明します。
サヴォア邸は、パリ市内(Opera周辺)から電車で40分程西へ言ったポワシーという街にあります。いわゆる地下鉄ではなくRERという郊外へ出て行く電車のA5に乗れば、終点がポワシーです。切符もチケットブースで「ポワシー、シルブプレ」(かなりジャパニーズ・フレンチ)で難なく買えました。電車もモニタ掲示板を見れば、すぐにポワシー行きが見つかります。最初は地下を走り、パリ市内を抜けた位で地上に出て、外の景色を楽しんでいると以外とすぐにポワシーに着きます。 【 写真 1 】
駅を出ると真正面にポワシーの地図があり、そこにちゃんとサヴォア邸が出ています 【 写真 2 】 。
写真では見えにくいのですが、真ん中の少し左上よりの青いマークが駅、そして地図のど真ん中から真下に地図の1/4程行くと「折れた斧」の様な黒い建物の印がありますが、そのすぐ上の小さな正方形がサヴォア邸です。私は初めてだった事もあり、行きは太く黄色で書かれている道をたどって行きました。地図の左よりにある濃い青はセーヌ川ですが、その周りの水色は海でも川でもありませんのでお間違えのないように。私は最初見たとき一瞬「あれ?ポワシーって大きな川に挟まれてるのかな?」と疑問に思ってしまいました。
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