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台湾うっとり建築探訪
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第4回
建物を彩る動物、キャラクター、オブジェ達

 update 2008.08.27

リポート : TAKEUCHI SACHIKO / 設計デザイナー 




宮殿様式の建築を取り入れた建物や寺廟に行くとまずビビット色の洪水に驚かれる事が多いかと思います 【 写真 1 】 。しかもよく見るとあちらこちらの場面で動物がいます。そして、ちゃんと意味を持ってそこに存在するのですが個性を感じる事ができます。映画や漫画などで登場をしていますので何となく分かると思いますがそれぞれの動物の意味についての簡単に説明をしていきましょう。

1)龍
龍は創造上の動物で全ての生き物の祖先で九似と言われています。頭は駱駝、耳は牛、鱗は鯉、眼は鬼、項(うなじ)は蛇、手は虎、角は鹿、腹は蜃(みずち)、爪は鷹です。(文献により若干の差が有)水中に住み空を飛ぶその偉大な力は漢の時代から皇帝の象徴とされてきました。宮崎駿監督の映画「千と千尋の神隠し」に白龍が出ていました。映画の中の「ハク」は強く、美しく、冷たさとやさしさを持ちそしてせつなさを感じさせる龍であったと思います。
場所:保安宮
台北市哈密街61号
【 写真 2 】

ツアーでもたくさんの人が訪れる場所です。台湾で最も古い寺廟の1つで無病息災を願う人で賑わっています。建物全体は極彩色できらびやかです。屋根を見上げると様々の龍がいます。 【 写真 3〜4 】

建物や寺廟
【 3 】
建物や寺廟
【 4 】

屋根に水に関係する動物を飾るのは火災や日照りの災害から建物を守るという願いがあるそうです。名古屋城の天守閣の金鯱も同じように創造上の動物で水に関係する意味から設置をされたと言われていますから共通点がありますね。丸瓦の先端には文様が入った雨蓋瓦が使用されています。 【 写真 5 】
龍柱 【 写真 6〜7 】
建具 【 写真 8〜9 】
【 写真 10〜11 】
梁の部分 【 写真 12 】
門の壁 【 写真 13 】
保安公にはたくさんの鳥獣がいます。

次ページに続く





建物や寺廟
【 1 】

建物や寺廟
【 2 】

雨蓋瓦
【 5 】

龍柱
龍柱
建具
【 6 】 龍柱(写真6〜7)
【 7 】
【 8 】 建具(8〜9)
建具
塀
塀
【 9 】
【 10 】 塀(10〜11)
【 11 】
梁の部分
門の壁
 
【 12 】 梁の部分
【 13 】 門の壁
 


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