
今回は、私が学ぶルンド大学インダストリアルデザイン学校の卒業制作展の様子をお伝えします。
ルンド大学本館で、学士(Bachelor)と修士(Master)の卒業制作30点が展示されました。卒業制作のテーマは自由。多様なプロジェクトが並び、この学校の教育がいかに柔軟であるかがわかる展示となりました。その一部をご紹介します。
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オープニングパーティーの様子
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開け放たれた広い職場において、プライベートな空間、集中できる空間を作るためのデザイン提案です。フェルトの防音効果が周囲からの雑音を縮小する助けとなります。必要に応じて引き延ばしたり縮めたりし、時に個人の空間を作ることは、「今は集中して働いているから、邪魔をしないで。」という周囲に対する意思表示にもなります。
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車のインテリアデザインの提案。小さな頃からビンテージの車に乗る機会の多かった彼女は、自身のルーツを探るという目的もあわせ、このプロジェクトに挑戦しました。あえて自動車業界の関係者へのインタビュー等を一切行わず、既存のルールや常識にとらわれることなくプロジェクトを進めたそうです。その代わりに、ファッションや古い家具、トラベルグッズなどのスタイルの考察に時間を費やした彼女のデザイン提案は、コンセプチュアルで、自由です。
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救急救命士のためのバッグ。スウェーデンでは救急救命隊が傷病者を搬送する際に、持って行く用具の数・種類が地方自治体によって異なるそうです。用具の数が増えるほど、荷物は重くなり、現場に到着するまでの時間が遅くなると同時に、救命士への負担も重くなります。このプロジェクトでは、複数の自治体の実態を調査して、現場で働く救命士の指導のもと、それぞれの救急救命用具の必要性を再検討し、最少の用具を納めたバッグのデザインが提案されました。
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突然、街に予期せぬものが出現したら人はどう反応するのでしょうか。このプロジェクトは、日常と非日常のコントラストに焦点をあてたものです。巨大な黄色い動物型のぬいぐるみを、マルメ(スウェーデンで第3に大きな街)の駅周辺に配置して、道行く人の反応を記録しました。彼のプロジェクトは、ぬいぐるみを作るまでに至った過程や、ぬいぐるみに対する人の反応の考察などのプロセス全体が最終成果物だと言えます。
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昔ながらの掃除・洗濯の知恵を現代の若い世代に広めることを目的とした、酢、塩、重曹のパッケージとラベルのデザイン提案。こうしたオーガニックなものを使用することにより、化学洗剤の消費量を減らすことにつながるという期待が背景にある、エコロジカルなプロジェクトです。
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