ジャパンデザインネット
海外リポート
Sweden Design
第39回
「北欧ストックホルム、私のインテリア」 エディシォン・ドゥ・パリ編
update 2009.10.28
リポート : 山本由香 / デザインライター
9月24日に、ストックホルムに暮らす14人の女性クリエイターの家を取材したインテリア本が刊行されました。14件の家はコンパクトリビングから郊外の大きな1軒家までさまざまなタイプがあり、クリエイティブで楽しげなインテリアが揃いました。クリエイターたちの手作りインテリアのレシピも紹介し、彼女たちがどのようにインテリアにこだわりを持っているのかを、画像を通してお楽しみいただける1冊に仕上がりました。
どのご家庭も洗練されている中に、自分たちのオリジナリティーやこだわりがあり、本当に心地よく暮らしているのを感じました。子供の絵をインテリアに組み入れたり、思い出の品を飾ったり、受け継がれた手作り雑貨や家具を大切に使っていたり、肩肘を張らないインテリアは温かみの感じるものばかりでした。特に感心したのは色使いです。明るい色彩を多く使っているけれど、決して派手にならず、使う色彩のトーンや色数を上手にアレンジして、居心地のいい空間になっています。
北欧のインテリアは、カラフルで洗練されていて、日本でも人気が高いようです。しかしながら、どうしても「北欧」というカテゴリーで一括され、スウェーデンもデンマークもフィンランドも一緒になっている場合が多いように思います。もちろん気候や文化が似ているので、インテリアのタイプも似ています。一括したからといって特に間違えはないのですが、在住の身としては、やはりストックホルムのインテリアを紹介したいと思っておりました。
運良く、ストックホルムの街もご紹介する形でインテリアの本を手がけさせていただくことになり、大変光栄でした。知り合いのスタイリストさんを通し、インテリア誌に掲載された方をご紹介いただいたり、一緒に仕事をしているデザイナーさんに取材をお願いしたり、自ら気になるクリエイターにアポを取って取材をさせていただきました。皆様快く引き受けて下さり、包み隠さずご自宅を見せて下さいました。
明るいキッチンやリビングルーム、楽しげなキッズルームをご覧いただき、少しでもインテリアの参考になれば幸いです。
次ページに続く
【 1 】
表紙を飾ったのは、オリジナルカーペットブランドを持つヴィクトリアさんのキッチン。白と赤のコントラストが全体をスッキリ見せている。
【 2 】
ヴィクトリアさん宅はデザインスクールの創設者ベックマン氏の元住まい。ホールにある階段は青と赤で彩られている。
【 3 】
ヴィクトリアさん宅は門のデザインも個性的
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