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第15回
楽しいテキスタイル (Wonderful Swedish Textile)

 update 2004.06.16

リポート : 山本由香 / デザインライター 




北欧テキスタイルというとフィンランドのマリメッコが有名だが、スウェーデン製のテキスタイルも元気だ。前回紹介したスヴェンスクト・テンや、東京青山にオリジナルショップをオープンしている10グルッペンのような個性的なデザインは国際的に有名だが、オリジナルショップを持たないもっと普通のテキスタイルも実にいい。クラフトっぽくてシンプルな中にもセンスの光るデザインは、強い個性がないのでどんな部屋にも合わせやすい。そんなスウェーデンテキスタイルは、インテリアや家具見本市に行ってもよく目に付く。普通のデパート売り場にあるテキスタイルのレベルも高いので、いいテキスタイルに出会いたかったら、ぜひスウェーデン製に注目してほしい。


今回はスウェーデン国内にある4社のテキスタイル企業を紹介しようと思う。この4社は最近私がお気に入りのもので、見本市で見つけたものや偶然見つけたものである。多くが日本でも紹介されているようなので、目にすることもあると思う。もちろん、これら以外にもいろいろとあるので、また機会があったら紹介したいと思う。


まずはボロースコットン社。ボロースは西南スウェーデンにある都市の名前。ここを発祥の地とするボロースコットンは、1998年に同じテキスタイル企業のストローマと合併した。コットン素材を中心としたカーテンや家具用テキスタイル、ベッドリネンがあり、家庭のみならず、パブリック施設や企業にも採用されている。


エゲット社は南スウェーデンのマルメ出身で、2002年に創業したばかりの新しいテキスタイル企業。デザイナーのハンス-ヨルゲン・ハンソンとセールスのマリア・ヨハンソンの2人で経営している。おとなしいながらも独特のセンスがあるデザインと飽きの来ないシンプルな色彩は、ひそかに人気上昇中だ。


フローソ社は西中央スウェーデンの小さな街クロコムにある、1946年創業のテキスタイル企業。今ではスウェーデンでは残り少ないハンドプリント式を続けており、手作り感あふれた製品が揃っている。ツーリストショップにあるようなスウェーデンを代表する手描きの馬、ダーラへストや草花をモチーフにした伝統的なデザインを製作しているが、最近はモダンテイストな大柄デザインが主流のようだ。


クリッパンは1879年から続くウールを製造している企業。家族経営企業で、今のオーナーは5代目だ。最近はウール以外のコットンやリネンも製造しており、テーブルウェアも充実している。しかし、なんといっても人気なのは、デザインのかわいいウールのブランケットであろう。ネコ柄や北欧に生息するヘラジカがモチーフになっていたり、明るい色彩のセンスのいいブランケットで休めばいい夢が見られそうだ。

・ボロースコットン http://www.interior.boraswafveri.se/
・エゲット http://www.egget.se/
・フローソ http://www.froso.com/
・クリッパン http://www.klippansyllefabrik.se/



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ボロースコットン社の新作ベッドリネン

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エゲット社のテキスタイル

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フローソ社のテキスタイル

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クリッパン社のウール製品



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