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左がアダム君、右がアレックス君。
アダム君「学校を終えて事務所で半年くらい実務を経験したけど、学生ではなかなか建物を建てる業務にはつかせてもらえないし、実際の建物を建てるスピードの遅さに不満を感じてたんだ。そんな不満を持った同級生たちが集まって、自分たちの手を使って何か作れないか色々考えた。」
アレックス君「そんな中、ロンドン市内でいくつか使われなくなっているガソリンスタンド跡地に目を付けたんだ。不況で新しい建物を建てる計画が頓挫している場所だね。土地のオーナーに直接交渉したよ。オーナーも土地をほったらかしにせず、なにか新しいことに使いたがっていたので、話がうまく進んだんだ。」 |
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ガソリンスタンドの鉄骨の屋根をそのまま残し、その中をスッポリと銀色のカーテンで覆っています。その異様さは道行く人々の眼を引かずにはいられません。
アダム君「実は映画館にするというアイデアより、ガソリンスタンドをカーテンで覆ってしまうというアイデアの方が先だったんだ。」
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© Morley Von Sternberg
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カーテンはタイベックという建物の断熱と、防水に使うプロダクトからできています。このカーテンはみんなでミシンを使って縫い合わせたそうです。カーテン一枚で全長12メートルもあるそう。
アダム君「この素材もたまたまスポンサーが見つかったから使っただけ。ゴワゴワでドレープにするのに苦労したよ。糸で縫うのも一苦労。」
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© Morley Von Sternberg
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制作過程の写真をアダム君からいただきました。プロトタイプです。カーテンを上げ下げする仕組みが後ろに描かれているのが伺えます。この仕組みはシアターのカーテンを作る職人さんに色々アドバイスをもらって作り上げたそうです。
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© cineroleum
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カーテンの海に埋もれる制作現場。
アダム君「カーテン一枚縫うのに少なくとも5〜6人の人手が必要だったよ。ミシンもすぐ壊れちゃうし。でも苦労の甲斐あってとってもきれいにできたと思う。素材と格闘したからいい結果が生まれたんだね。」
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© cineroleum


© cineroleum
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カーテンを引き上げると、ちゃんとシアター形式の座席が整然と並んでいます。
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© Morley Von Sternberg
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