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メタフィスというブランドが誕生したのは2005年2月。ミラノサローネでhonoが脚光を浴び、それからわずか一年半の間に、次々と新商品発表してきました。今秋までに商品化された商品は、すべてGマーク認定を受けています。メタフィスプロダクトの洗練されたフォルムを、インテリアショップやイベント会場で目にされた方も多いのではないでしょうか。
今回は、“ウッディフロンティア「しずおか」”の開発事業研究会として開催された村田智明さんの講演会「コンソーシアム・デザイン・ブランド 〜METAPHYS(メタフィス)の実験的デザイン活動〜」の内容をリポートします。
■ メタフィスとは
メタフィスは、プロダクトデザイナーの村田智明さんが率いる株式会社ハーズ実験デザイン研究所のコンソーシアム・デザイン・ブランドです。ここで言うコンソーシアムは「協会、組合、連合」の意味で、商品のアイデアを企業と共有化して共に開発する行為を指します。プロダクトによって、パートナーとなる企業が変わります。他のデザインブランドと違い、事業の出資母体となっている特定の企業はありません。
競争力のあるメーカーが協賛企業としてメタフィスに参画するシステムをとっているため、協賛企業が増えるに従って多様な商品を開発できます。コアとなる技術を持っている企業があっても、それを効果的に商品につなげられないことも多い。メタフィスは協賛企業が持つ強みを分析し、その優位性競争力(コア・コンピタンス)を生かすためのデザインを行います。組む相手は様々でも、企画・デザインと販路の管理をメタフィスが行うことで、統一感とブランド性を保つことができるのだとか。 【 写真 1〜9 】
ハーズ実験デザイン研究所自体は、名前のとおり「実験」的プロトタイプが多いのが特徴です。ほとんどの企業はコンサバなものを作りたがる傾向が強いことに対し、メタフィスは今までにないものを作りたいと考えているため、アイデアに対しての商品化率は実際にはそれほど多くはないそうです。ただ、メタフィスブランドとして世に出た商品が高く評価され、消費者からも強い支持を得られていることは今更説明するまでもありません。なお、メタフィスは近々株式会社として独立するということで、新たな展開が期待されています。
メタフィスのプロダクトは、なぜ消費者に受け入れられるのでしょうか。どのようにしてデザインは行われるのでしょうか。
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【 1 】 ろうそくの揺らぎを再現したhono(ホノオ)。実はハイテク。息を吹きかけると消えるようにCPUを内蔵。


【 2 】 コンセントタップを兼ねたマイナスイオン発生器、kion(キオン)。


【 3 】 サイクロン掃除機uzu(ウズ)は、出しっぱなしでもインテリアの邪魔にならない。

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