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等身大のナマ建築
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 等身大のナマ建築
 

このコーナーの連載は、終了いたしました
“等身大の生建築(ナマケンチク)”の連載は、2004年3月24日で終了いたしました。
引き続き、ジャパンデザインネットのリポートコーナーでお楽しみください。






「等身大の生建築(ナマケンチク)」 のご案内

若手建築家による建築リポートがスタート。最近良く目にするようになった「建築ブーム」の流行的表現に異を唱える小林良氏が、身近な存在の建築を現実に根ざした視点で切り取ります。




ライターから

私が初めて東京に来たのは、小学校1年生の時だった。JR目白駅近くのある病院にお世話になるためである。茨城の片田舎で育った私は、目白駅の改札を出てすぐの「コマース」というデパートと「マクドナルド」に大都会を感じたものだった。病院の帰りには、いつも池袋のサンシャインや新宿の高層ビル街(当時は3棟しか建っていなかったが)に連れて行ってもらい、その巨大さと周囲のにぎやかさに呆然としていた記憶がある。
そんな私も18歳で上京し、東京に住んで9年が経つ。風景もかなり変わったが、私自身も今では当たり前のように新宿の‘動く歩道’を利用し、池袋に行けばサンシャインには目もくれずに、建築模型の材料を買うために手前の東急ハンズに出入りするようになった。そして、田舎ではあり得ないような高層ビルが矢継ぎ早に建ってもさほど驚かなくなり、ともすると街の一風景としてやり過ごし、人混みをかき分けて平然と歩く自分に気づく。
しかし、子供の頃の記憶が心のどこかに残っているのか、ふと立ち止まると、風景に不思議な感覚を持つときがある。ごく普通にそびえ立つ東京の建物群に、なんだか「しっくりこない」違和感を覚えるのだ。
「まず人ありき。そして空間が発生する。」 そんな人間社会の大前提をいとも簡単に覆してしまう「東京という街の不自然さ」が、その最たる要因であろう。
建物がそこにあるのには何かしらの意味がある。それを私は「等身大の存在としての建築物」と呼ぶ。しかし、ここ「東京」では、建物が人間を追い越してしまっている。そして、この異様さがたまらなく面白い。
〜 小林 良





プロフィール

小林良 小林 良
こばやしりょう

建築家/家具デザイナー/CG・WEBデザイナー
1976年 茨城県生まれ
1999年 東京理科大学建築学科卒
2001年 同大学院修士課程修了
2003年 DESIGN-SPEC設立
一級建築士事務所・総合デザイン事務所「DESIGN-SPEC」ウェブサイト
http://www.design-spec.net/








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第1回
04.03.24
「六本木ヒルズという街」 「六本木ヒルズという街」







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