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<JDN> <REPORT> <3.5次元のMILANO>
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第4回
( 1 )

Salone del mobile
(サローネ デル モービレ = ミラノサローネ)
レポート : 佐藤 充 / 建築デザイナー 


会場に入ると、すぐこのDNA螺旋の椅子が出迎えてくれた。
デザイナー:abio novembre、作品名:AND



今年のCappeliniのカラーとして、生地にファッション性の高い素材を使用し、Modaと融合したような感じを前面に押し出している。




Tom DixonのSpaghetti (Prototype)


Salone del mobile(サローネ デル モービレ=ミラノサローネ)は、ミラノにおいて、とても大きなイベントです。もう速報や特別記事などでご存じの方もいらっしゃるとは思いますが、この“3.5次元のミラノ”では、私、佐藤の視点で見たこの5日間のイベントの様子を、日にちを追ってご紹介いたします。

9日(火曜日)

朝からその日は雨、憂鬱な気分だった。なぜなら、今日からSalone del mobileが始まるからだ。そう、この期間のミラノは、至る所で各メーカーが新作の発表を行ったり、個展を開催したりして、そこかしこでデザインと遭遇することができる期間なのに・・・
しかし、その会場が開くのも夕方からであるし、今日は平日なので、憂鬱な気分のまま事務所に向かうことにした。そして私が到着すると、既にみんなは今日どこに行くかを相談していた。気の早いことだ・・・

ともあれ、我々は外すことは絶対にできないであろうCappeliniにいくことに決めた。
その日の夕刻、Cappeliniに到着。そこには人、人、人、もう人集りでごった返している。周辺には警察官が駐車違反を取り締まりに来ている。この辺のシステムは日本と一緒だ。等と感心している間もなく、我々は会場入り口の方へ急いだ。そこにも行列ができている。もっとも我々は、招待状のおかげで順番待ちをすることなく会場内へ入れた。今回のCapperoniは、ほとんどの作品が網の中に入れられていて、写真では見えづらい所もあると思いますが、ご紹介します。




Ron aradのNino rota



見えにくいかもしれませんが、赤い椅子がJasper morrisonのLow pad



椅子がWerner AisslingerのGel。テーブルはRoos LovegrveのFluid



Barber osgerbyのScreen (prototype) これはモノをかける物で、例えば側面の穴の開いているところには上着が掛けられる。



表面のファッション性が豊かな感じになっている。
































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