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季節物なので時期を逸しないうちにと思い、おまけの報告。
デンマーク人のアーティスト、Olafur Eliasson による‘The Weather Project’がTate ModernのTurbinse Hallにて10月16日から2004年3月21日まで展示されている。大きなTurbinse Hallに霞がかかった太陽が昇っているようなインスタレーション。良く見ると半円が鏡に反射しているのだが、スモークで充満したホールがオレンジの太陽の幻想的な光に包まれている。作品以上に面白いのが、見ている人々の挙動。巨大な天井一杯に鏡がはってあり、皆床に寝転んで天井に映った自分達を飽きずに眺めている。5〜6人でシンクロナイズドスイミングばりにパフォーマンスしているグループがいたりして、かくいう私も寝転がって見上げたが、不思議なことにずっと見ていたくなった。作者は作品についての説明をどこにもせず、見る人は先入観や他の人の書評に惑わされることなく自分で経験する。このこだわりがコンテンポラリーアートの方向性に一石を投じているようである。ダンス界の大御所、Merce Cunningham Dance Company によるダンスパフォーマンスもこのインスタレーションのもと行われ、私と同じ事務所のレベッカが行って来たので聴いてみると、ダンスを直に見るより天井を見上げて観客ごといっぺんに見るのが面白かった、とのこと。
Tate Modernがオープンしてからこの Turbinse Hallではいくつもの大掛かりなインスタレーションが展示されて来たが、この‘The Weather Project’が、Turbinse Hallという空間自体を最も際立たせ意識させた作品のように思う。
http://www.tate.org.uk/modern/default.htm
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【44】 天井に映った人々。


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写真は全て
©Takako HASEGAWA
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