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第18回
( 2 )

エジンバラで現像中 / 日本人の名前

エジンバラで現像中

イギリスの高速道路のサービスエリアなどには、かならず「コダック」の紙袋があります。この袋に撮った写真のフィルムを入れて郵送すると、後日現像・プリントされたものが輸送で送られてくる、という仕組み。その名も「Kodapost」。
袋自体はタダ、しかも郵送料代済みになっているので、切手もいりません。私の家の近所にはプリントをしてくれるお店がないため、この袋は私の家に大量にストックされ、フィルムが溜まったら使います(一度に4本のフィルムを入れることが出来る)。いちいちお店に行く必要もなく、また郵便物扱いなのでポストに入れる事ができるため、サインの必要もなく、外出の多い私には非常に重宝します。


代済みなので切手いらず

裏に記入する欄があります。チェックとフィルムを同封

使い方は、袋に写真のサイズ・枚数を書き、代金を計算して住所と名前を書くだけ。あとはシリアルナンバーをフィルムに貼り付け、代金になるチェック(小切手)、もしくは袋に付いている用紙にクレジットカードの明細を記入して、袋の中に入れて封をしてポストに入れるだけ。今回使用したものはワンセット焼き増し代がタダ、とてもお得です。今回はチェックで支払い。こういうときは、チェックは非常に便利ですね。APSにも対応していますし、Photo CDを焼いてもらうことも出来ます。
しかし、送り先はロンドン市内でもイングランドでもなく、スコットランドのエジンバラ。急いでいるときはお店の方が早いですが、そうでなければ一週間ほどで届くのでこちらの方が便利です。
また、ポジフィルムにも同様のサービスがあり、マウントした状態で郵送してくれます。

インターネット経由でデジカメで撮ったデータをプリントセンターに送り、直接自宅に配送してくれるサービスもあるのでしょうが、これをするには「高速でインターネットが出来る」というのが前提。今の私のインターネット環境はとても遅いので、メディアをお店に持っていく方が精神的に楽。しかし、時代は確実にそういう方向性で動いています。
最近イギリスにも「写メール」対応携帯が上陸。無意味にシャッターを切りまくる人が溢れています。テレビでは携帯で写真を撮ってメールで送って・・・という、アンドレ・アガシ&シュテフィ・グラフ夫妻による携帯電話会社(T-Mobile)のCMまで流れる始末。どんどんイギリスが「日本化」している今日この頃です。


日本人の名前

余談ですが、自分の名前を他の国の人に正確に読んでもらうことは、なかなか難しいです。問題は二つあり、「もともと他の国の人には発音しにくい名前」というのと、「ローマ字で書くと紛らわしい」の二つです。前者はニックネームを使えば会話に困ることはありませんが、文字はなかなか難しい。
日本人の名前を英語表記するとき、我々はローマ字を使います。すると伊東氏の例のように「誰のこと?」となってしまいまうときがあります。ひどい場合は、自分が呼ばれていることすら分かりません。なぜか? それは英語圏の人は、ローマ字をいわゆる「英語読み」してしまうため、アクセントが違ってしまいためです。イタリア人なら問題ないのですが。
例を挙げましょう。プレミアリーグ・フルハムに移籍した稲本潤一選手は、「ジュニチ イナモートー」と発音されています。加藤さんはKatoやKatohと書きますが、英語発音だと「ケイトー」となりがちです。
もっとひどい例ですと千葉健一さんと言う人がいたら Mr. Kenichi Chibaですから「ケニチ チャイバ」さんと発音されがちです(本当ですよ!)。そうなったら全くの別人です。

どうすればよいか? それは、スペルをローマ字ではなく英語風に書き換えてしまう。前例の千葉健一さんでしたら、「Ken-Ichi Tiba」の方が日本語の発音に忠実になりますし、加藤さんは「Catoh」の方がまだよいのでは?と思います(アメリカ英語ですと「キャトー」になりがちですが、「ケイトー」よりまだ分かる)。
イギリスが過去に植民地にしていたアジアの国、例えば香港の人たちなどが持つ「イングリッシュネーム」などを日本人が持つのも変ですが、ローマ字にとらわれず「発音しやすいスペル」を自分で作ることは法律違反でもないですし、良いと思います。イギリス在住の作家で、「京都人だけが知っている」「英国式人生のススメ」という本を書いている入江敦彦という人は、自分のスペルをIlye Athicoと書かれております。

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