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デザインリポート
感性はがき / 絵顔
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第22回 (4)
日本科学未来館でのグッズ制作 発表会





■ The beginning of MOON 【 写真 11 】
月がどのようにしてできたかに関しては諸説あるのですが、最近一番有力だといわれているのがジャイアントインパクト説だそうです。ある彗星が地球にぶつかった衝撃で地球とその彗星のかなりの部分が崩れて飛び散り、それがだんだんとまとまって月になったという説です。しかも、その月が形成されるのに一月しか掛からなかったというシミュレーションがあるそうで、それを題材にして、月ごとにめくるカレンダーの一月の中の一日一日の升目の中に月が形成されるまでの様子を絵にして載せてあります。絵が小さすぎるのが残念ですが、ジャイアントインパクト説の一月で月が形成されたというインパクトが上手く伝わってくると思います。科学的な知識を感じられるビジュアルに落とし込めていると思います。

■ 錯視絵本 【 写真 12 】
主人公がウサギを追いかけて錯視の世界に紛れ込んでしまうという絵本です。錯視には、その原理が分かるように仕掛け絵本仕立てにしてあります。例えば、平行な線が曲がって見えるのは実はその線の周りの模様の影響なので、その模様をはずすと、曲がって見えていた線がちゃんと真っ直ぐにみえるというような仕掛けです。今ロバートサブダの作る精巧なしかけ絵本が人気を博していますが、単純に子供向きではなく、美しさを追求した錯視の絵本というのもまだ見たことがないので、是非、それを追求して欲しいと思いました。

■ カニグミ 【 写真 13 】
未来館には深海に住むユノハナガニが飼育されているそうです。普通の深海の動物は地上に上げると圧力の関係で死んでしまいますが、ユノハナガニは海底の水圧でも地上の水圧でも生きていられるそうです。そして、住んでいる場所も光の届かない海底なので目はありません。また、海底にある熱水噴出口のおかげで体温も維持できているそうです。つまり、水圧、水温、光の届き具合、などの影響でユノハナガニの環境は作られているわけです。

そこで、この三つの要素を視覚的に理解できるようにパッケージを作り、それにユノハナガニの形をしたグミを入れるという商品です。このグッズの工夫はパッケージに集約されています。未来館では、深海の水圧の強さを示すために、水圧で押しつぶされたカップ麺の発砲スチロールを展示していたので、それぞれの深さでの水圧が分かるように、グミのパッケージの大きさをカップ麺の水圧でつぶれた大きさに当てはめました。つまり、一つながりのグミのパッケージの一番下は小さく、一番上は大きくなっています。このあたりがこのグッズの一番の工夫です。


以上学生の作品をご紹介してきました。いかがでしたでしょうか。もし、これは私の所でも商品化に興味があるという様な物がありましたら、ご連絡頂ければと思います。また、大学とタイアップした演習企画に興味があるという方からのご連絡もお待ちしております。






The beginning of MOON
【 11 】

錯視絵本
【 12 】

カニグミ
【 13 】



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