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幾何学的な形、数学的メカニズムに強く心惹かれる彼女。彼女の製作過程は、まずはユニークな幾何形体を創り出すことに始まります。特に「内側」を感じる形態に着目しています。そしてその一つをユニットとして、その美をさらに引き出す複合体を創りだしていきます。この時点では、まだネックレスにするのかブレスレットなのか、即ちどういった目的のジュエリーにするのかは全く考えていないのだそうです。複合体が生み出す美しさを引き出しながら、そのフォルムに相応しい機能を見つけ出す。言わば即興的な方法で、フォルムに導かれるようにジュエリーをデザインしていくのだと語ってくれました。
同一のユニットは何度も使用され、シリーズ化していきます。一つ一つを手作りで自ら生産しているパーナネンさんは、ジョイント部分も連立するデザインの一部として巧みなアイデアと処理を施しています。何よりすべてのパーツを含む形態=ジュエリーが一つになって完成美を持つことを大切にしています。
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写真 Inni Parnanen
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右の作品は、この春の「Global Local Helsinki展」に出品されていたもの。アジアのペーパーワーク、折り紙やくす玉などからヒントを得ています。
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写真 Anu Akkanen
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一貫して繊細で優美、そして軽く柔らかな印象を与える銀を中心とする金属製のジュエリー。こういった作品に行き着くまでは様々な試行錯誤がありました。お母様が獣医であったため、動物素材には幼い頃から馴染みがあった彼女は、ヘルシンキ芸術デザイン大学(UIAH)の大学院卒業制作では牛の角をメイン素材としたジュエリーを制作。素材の持つ透明感や柔軟な質感に惹かれましたが、人が長く身につけることを考え、以後、耐久性のある金属素材を用いながら、同種の柔らかな印象のフォルムを創り出すことを研究していきます。
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写真 Ulla Shemeikka
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EXTRAORGANS
現在開催中のgalleria rantapajaの展覧会に出品中の作品。初心に戻って、動物素材、羊皮紙を使用。これらは特に人が身につける為にではなく展覧会用オブジェとして制作したもの。
「人の最初の装飾品は肌である。羊皮紙も肌。器官は人や動植物の一部としてある種の機能を満たす。ジュエリーは人工のもの。一つのアクセサリー」
「このシリーズは勝利のシンボルとして古代の人々が肌に施した装飾をイメージすると同時に、美容整形が益々発展する未来、肌とアクセサリーとの関係を頭に思い描きながら制作しています」
http://www.scp.fi/taideteollisuus/rantapaja.htm
開催期間 7/27-8/28まで
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デザイナーのインニ・パーナネン
2003年、フィンランドゴールドスミス協会主催コンペ「ユニークデザイン」にてベストユニークデザイン賞受賞。その他国内外で多数のグループ展及びに個展を開催。
今年の11月にはDesign Forum Finlandにて個展が予定されています。
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