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■ その他:文化施設
次にマルメにある文化施設をいくつかご紹介しましょう。第8回のレポートではデンマーク人建築家へニング・ラーセンが設計したマルメ市図書館をご案内しました。先ほど紹介したレヴェレンツは、マルメ市劇場(1944年)も設計しています。
私が個人的に好きな建築空間はクラース・アンスヘルム設計の「マルメ・アートギャラリー」(1975年)です。天井のトップライトと、広場に面したガラス面から自然光が差し込み、白色で構成された天井、壁、柱、白木の床に反射し、開放的で奥行きのある空間を創出しています。【 写真 34〜35 】

【 34 】 「マルメ・アートギャラリー」内部(写真34〜35)
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【 35 】
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これは一昨年2006年12月1日から2007年2月18日まで行われた女性アーティストSarah Sze(サラ・ジー)の展覧会の様子です。日常生活で使う小さなオブジェクトを数多く用い小宇宙を形成するのが彼女のアートワークの特徴です。色はピンク、ブルー、オレンジなどパステルカラーを主体とし、白を基調としたこの展示空間にきれいに映えていました。【 写真 36〜40 】

【 39 】 柱と壁の間の色えんぴつも展示の一部です
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【 40 】 カラフルな色彩
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次にかつてのマルメ城(マルメヒュース)を博物館とした「マルメ美術館」をご紹介します。1階が自然科学博物館、2階がマルメの歴史に関する展示室、2階と3階が14世紀から現代までの北欧アートとデザインを展示する美術館となっています。【 写真 41〜43 】

【 41 】 マルメ城を改築してミュージアムに
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【 42 】 年代別に多くのデザイナーチェアが展示されています
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最後は「マルメ・フォルム・デザインセンター」です。建物は19世紀半ばの穀物倉庫を再利用しているため、外観の一部は歪んで傾いており、「これがスウェーデンのデザインセンターなの?」と一瞬首をかしげてしまいます【 写真 44〜45 】。しかし内部に入ると北欧各国のスタイリッシュなデザイングッズが整然と立ち並び、展示・販売されています。1階は展示空間、2階は北欧家具メーカー等のショールーム、3階は北欧の日用雑貨やアクセサリー、陶磁器、ガラス製品、テキスタイルを取り扱うショップとなっています。【 写真 46 】

【 44 】 古い穀物倉庫を再利用した「マルメ・フォルム・デザインセンター」(写真44〜45)
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【 45 】
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以上が、スウェーデン第3の都市マルメの様々な側面です。かつてマルメを含むスコーネ地方はデンマーク領に属していた時代もあります。2000年にコペンハーゲンとマルメ間を結ぶオアスン橋が完成して以来、その結びつきはより強固なものになりました。マルメに住居を持ち、コペンハーゲンに通勤する人も多くなったと聞いています。国境を跨ぐ新しい文化圏、経済圏の形成が両国の目下の課題となり、現在各種ビッグプロジェクトが進められています。第6回のレポートで紹介したOrestadエリアもそのひとつです。
さて約2年間に渡るレポートでしたが、デンマーク留学終了に伴い、今回をもって最終回とさせていただきます。長い間、ご愛顧いただき、ありがとうございました。
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【 36 】 「サラ・ジー」展覧会の様子(写真36〜38)


【 37 】


【 38 】


【 43 】 アールトのパイミオチェア


【 46 】 「マルメ・フォルム・デザインセンター」の内部

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