JDNトップ > コニーズアイ通信

コニーズアイ通信


第129回
スポンジワイプ展 / デザイナーから届いたメッセージ

 update 2011.11.09
リポート : 小西和博 / コニーズアイ・デザインマネージャー 



スポンジワイプ展 / デザイナーから届いたメッセージ スポンジワイプ展 / デザイナーから届いたメッセージ
 企画展「スポンジワイプ展 / デザイナーから届いたメッセージ」が、2011年9月から10月にかけてコニーズアイ2階で開催されました。今回、展示販売したスポンジワイプは、環境への配慮がなされたサスティナブルな社会をめざす企業「イーオクト / E.OCT」と、太陽光発電などの自然エネルギーを増やしていくNPO法人「世界マメナジー基金」が、2011年春に立ち上げた「おひさま復興支援プロジェクト」から発売されたものです。スウェーデンそして日本のデザイナー、また生産に関わる各企業の協力のもと、生産されています。
 スポンジワイプは、吸水力バツグンで繰り返し使える柔らかなふきんです。水分を含むと手によくなじむソフトなスポンジに早変わり。キッチンでは食器やグラスの水切り、ランチョンマットやコースターとして、他にも洗面所やお風呂場など水回りの拭き掃除にも大活躍です。沸騰したお湯での殺菌洗浄や洗濯機の丸洗いもOK。コットンとセルロースで出来た100%天然素材、プリントも人体に無害なインクなので、おしぼりとしても安心して使用できます。
 今回は、被災地に向けてのメッセージとともに、各デザイナーがつくったスポンジワイプを展示・販売しました。なお売り上げの一部は、世界マメナジー基金を通して、被災地へのソーラーパネル設置に役立てました。



マレーネ・サンドブロム ■ライジングジャパン
Marléne Sandblom Ek(マレーネ・サンドブロム Ek)

◎メッセージ
 私はこの希望の鶴を、日本を襲った恐ろしい災害に苦しんだあなたへ贈りたいです。日本の皆さんはとても強いです。あなた方は以前にも蘇ったことがあります。そしてまた、もう一度、さらに強く蘇ります!私のもっとも深い思いやりと、希望と、祈りを込めて。

"I want to send The Crane of Hope to you who have suffered from the disaster that has struck Japan. The Japanese people are strong. You have risen before, and you will rise again, stronger!My deepest compassion, hope and prayers,

マレーネ・サンドブロム Marléne Sandblom Ek(マレーネ・サンドブロム Ek) プロフィール
 テキスタイルデザイナー。1977年生まれ。小学校の教師を経て、2001年よりアート・スクールに通い始める。卒業後、カペラゴーデンデザイン学校でテキスタルデザインを学び、大好きな植物や自然のデザインパターンを手掛ける。作品を展示会で精力的に紹介、2006年7月にSira Formを設立。



アンナ・ペーターマン ■ウォームハート・ホープ】
Anna Petermann(アンナ・ペーターマン)

◎メッセージ
 ただ敬意の念を贈り、私が皆さんのことを思っていると伝えさせてください。困難は多くても、元気であることを祈っています。そして、一日も早く状況が良くなることを祈っています。

I just want to send my regards and say that I am thinking of you. I hope you are all fine despite all the trouble you have. And I really hope that things will be better as soon as possible.

アンナ・ペーターマン Anna Petermann(アンナ・ペーターマン) プロフィール
 テキスタイルデザイナー。1965年生まれ。ウメオ大学で文化学を学んだ後、テキスタイル、服飾デザインを学ぶ。シンプルでクリーンな優しさが彼女の持ち味。ストックホルムではブティック“Yorrik”を経営、アンナがデザインした全アイテムを販売している。



ベングト・リンドベリ ■ケア(To Care)
Bengt Lindberg(ベングト・リンドベリ)

◎メッセージ
 とっても離れているけれど、実はとっても近い。3人の子どもを持つ父親として、この悲劇がどれほど日本全土に影響を与えているかが想像できます。僕が皆さんのために特別に絵を描くことはとっても小さな行動です。でも、この行動から何か良いことが生まれることを願っています。

It´s so far away but it´s so close.As a father of three children I can just imagine how this tragedy has affect whole Japan.To make a special drawing is just a little thing to do.But I hope that there will come something good out of it.

ベングト・リンドベリ Bengt Lindberg(ベングト・リンドベリ) プロフィール
 デザイナー&イラストレーター。スウェーデン国立芸術工芸デザイン大学卒業後、広告代理店勤務を経て、1990年に「ムース」のテザインを発表。スウェーデンの伝統的なモチーフを新しい表現でデザインする彼のブランケットなどは、明るく楽しい魅力に溢れている。



ロッタ・グラーベ ■フューチャーフラワー
Lotta Glave(ロッタ・グラーベ)

◎メッセージ
 未来に向かって、一緒に種を植えましょう!
Let us plant for the future together!
ロッタ・グラーベ Lotta Glave(ロッタ・グラーベ) プロフィール
 デザイナー&イラストレーター。スウェーデン国立芸術工芸デザイン大学卒業。ユーモアと温かさを表現したいという彼女の作品は、どれも人柄が滲み出たやさしく、明るく元気なデザイン。夫のベングト・リンドベリとチームを組み、トレイ、ブランケットなどのデザインを手がけている。


立本倫子 ■ おひさま家族
立本倫子

◎メッセージ
 被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。おひさまみたいな明るく元気な笑顔にみんながなれますようにと願いを込めて「おひさま家族」を描きました。日々の暮らしが、少しでも楽しくなるようなお手伝いができたらうれしいです。すべての人が、一日もはやく安心して暮らせますように。
立本倫子 立本倫子 プロフィール
 1976年 金沢市生まれ。大阪芸術大学デザイン学科卒業。子ども向けのTV番組やDVDなどの映像や幼児雑誌などを手がける制作会社にて3年間勤務の後、「子ども」のマルチメディアを企画制作するレーベル「colobockle」を立ち上げ、遊び心に富んだ世界を繰り広げる。絵本をはじめ、グラフィックデザイン、イラストレーションや映像、プロダクトなど様々なジャンルで活躍。2004年に中目黒にオープンしたcolobockleのショールームショップでは絵本やステーショナリー、雑貨、インテア用品、子供服など自身が手がけたアイテムを展示を販売。colobockleの世界を体感できる空間に。著書の絵本に、「アニーのちいさな汽車」(学研)、「ことりのゆうえんち」「ゆきのはな」(PHP研究所)「おほしさま」「はりもぐらおじさん」(教育画劇)「はだかの王様」「てぶくろ」「3びきのくま」(ブロンズ新社)など他多数。現在までに30冊以上の絵本を手がけている。DVDに脚本・監督・イラストを手がけたアニメーション「つづきのおはなし」(クリエイティブ・コア)がある。企業との連動企画も多数実績がある。大阪芸術大学文芸学科客員准教授。


安西水丸 ■ ねこ
安西水丸

◎メッセージ
 友人たちに猫好きが多い。遊びに行くと猫はいつも近寄ってきて膝の上に乗ったりする。ぼくはそうは思わないが、猫好きにはそんなところがたまらなく可愛いのだろう。そんな世界中の猫ファンのために、子猫の絵を描いた。

安西水丸 安西水丸 プロフィール
 1942年生まれ。東京都出身。イラストレーター。電通、NYのデザインスタジオADAC、平凡社でADを努めた後、フリーに。朝日広告賞、毎日広告賞など受賞も多数。エッセイや小説、翻訳など。小説集に『アマリリス』(新潮社)、イラストエッセイ書に『美味しいか恋しいか』(光文社)、訳書に『真夏の航海』(トルーマン・カーポティ著/ランダムハウス講談社)ほか。



山本祐布子 ■レインボーオブハーツ
山本祐布子

◎メッセージ
 ひとつひとつの小さなハートが手に手をとってつながって、大きな虹を描いています。虹には、心と心をつなげる架け橋のイメージや、雨がふってもかならずやんで、青空にはきっと大きな虹がかかる、そんな未来にむけた希望のイメージがこめられています。使っていただく人の日々の景色のそばに、そんな虹がありますように。

山本祐布子 山本祐布子 プロフィール
 イラストレーター。1977年東京生まれ。京都精華大学テキスタイルデザイン科卒業。著書に『旅日和』(COTO)『HOME&FORM』(PIE BOOKS)『モードと手仕事』(文化出版局)『DRAWER』(mille books)『PAPER FOODS』(UTRECHT)『IN THE KITCHEN』(mille books)切り絵、ドローイング等の技法を用いて雑誌、広告等のイラストレーションの他、プロダクトデザインなども手がける。



大野舞 ■ アマテラス
大野舞

◎メッセージ
 太古の昔から地球の生命を育んできた太陽。被災地に思いを馳せながら、日本の太陽の象徴である「天照大神(あまてらすおおみかみ)」さまをイメージしました。闇がどれだけ深くとも、明けない夜はないと信じて。光に照らされて、おひさまみたいな笑顔が街中にあふれる日が一日もはやく訪れますように。


大野舞 大野舞 プロフィール
 1980年神奈川県生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒業、株式会社マッキャンエリクソン入社。戦略プランナーを経て、2006年イラストレーターとして独立。アラスカへの留学や世界一周など、様々な旅の経験から生まれる作品は物語性と空想性に富み、現在は旅する絵描き「デナリ」として書籍や雑誌、広告などの分野を中心に幅広く活動中。「日本の神様カード」(ヴィジョナリー・カンパニー)、絵本「星つむぎの歌」(響文社)、「ザグドガ森のおばけたち」(アリス館)など。 2009年毎日新聞紙上にて連載された「もしもし下北沢(よしもとばなな)」では1年間にわたり挿画を担当。毎年テーマを変えたオリジナルのカレンダー制作を行っている。



ひびのこづえ ■スマイル
ひびのこづえ

◎メッセージ
 雲と雨(雪)と太陽を描きました。毎日が平穏に繰り返されると思っていた時に地震と津波が起きました。津波で流されて一晩過ごした人が朝、太陽の日射しがすごく暖かかったと話すのを聞きました。私達はあらためて自然の驚異と人間の無力さを知りました。でも雨が降っても必ず太陽が笑いかけてくれることが私達の生きる力です。

ひびのこづえ ひびのこづえ プロフィール
 1958年静岡県生まれ。東京芸術大学美術学部デザイン科視覚伝達デザイン卒業。コスチューム・アーティストとして広告、演劇、ダンス、バレエ、映画、テレビなどその発表の場は、多伎にわたる。毎日ファッション大賞新人賞、資生堂奨励賞受賞 他 展覧会多数。97年作家名を内藤こづえより改める。NHK教育テレビ「にほんごであそぼ」のセット衣装を担当中。サントリーBOSSシルキーブラックCM衣装、大塚愛「I’s」PV衣装担当、歌舞伎「野田版 研ぎたつの討たれ」衣装担当。10年、KAGOME野菜ジュースCM衣装担当。野田秀樹作・演出「キャラクター」衣装担当。11年2月野田秀樹作・演出「南へ」衣装担当。5月「Tama Rivers 〜空飛ぶめだかの学校」イベントプロデュース、パフォーマンス衣装担当。(二子玉川ライズショッピングセンター)




会期:2011年9月23日(金・祝)-10月10日(月・祝)入場無料
会場:ギャラリーショップ&カフェ コニーズアイ 2階ギャラリー
   金沢市武蔵町4-2 〒920-0855 tel.076-204-8431
   午前11時-午後6時 月曜・火曜定休(祝祭日は営業)
   http://www.conys-eye.org





JDNとは広告掲載について求人広告掲載お問合せ個人情報保護基本方針ウェブサイト利用規定サイトマップ
デザインのお仕事コンテスト情報 登竜門展覧会情報

Copyright(c)1997 JDN
このwebサイトの全ての内容について、一切の転載・改変を禁じます。