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JDNメイツリポート



Tokyo Designers Block

Tokyo Designer's Week

After the Week
トーキョー・デザイン──Tokyo Designer's Week&Tokyo Designers Blockを歩く

10月第2週、都内はデザインに沸きました。9日から13日までの5日間、Tokyo Designer's Week (TDW)のオフィシャル・イベントとして、赤坂アーク・ヒルズのカラヤン広場での『テーブル展』、お台場・青海地区での『コンテナ展』と学生による『すわるかたち展』が開催されました。同時にTokyo Designers Block (TDB)のイベントは、表参道を始めとするたくさんの区域で250名からなるデザイナーが参加して行われました。
/リポート 三國 秀美


Tokyo Designers Block
Tokyo Designer's Week
After the Week


スパイラル・ホール 〜 TDB

表参道に降り立つと、まずは情報集めを兼ねてスパイラル・ホールへ。1階のメインホール側ではオーストラリアのシドニーを中心に活動するダイナソー・デザインの展示が行われていました。特に、奥のほうに展示されていた青系の色を美しく配した巨大モビールは圧巻でした。写真がなくて残念です。ダイナソーの反対側では、階段の踊り場を中心に、IDEE Awardの公開展示・一般投票が行われていました。作品の中には、すでに実用化も可能な、完成度の高い作品もありました。

3階では、イタリア貿易振興会(ICE)による展示会『ウォーター・デザイン』が開催されていました。古代ローマ時代の安らぎと清めの場としての浴場「ラヴァクロ」をよみがえらせるべく、バスルームをテーマとして、デニス・サンタキアーラが演出した空間だそうです。高低差がつけられ、水の流れを意識したというこの展示は来場者との対話を意図しているとのことでした。日本の一般的な住空間ではちょっと想像できないかたちのシャワーブース、『キオッチョラ』(カタツムリ)のらせん形の美しさが目を引きます。この展示の延長として、ICEは同テーマでコンテナ展にも出展していました。


上 - ウォーター・デザインの展示風景。
   光が有効に使われている
下 - 手前左が『キオッチョラ』




IDEE SHOP 〜 TDB

スパイラル・ホールを出て、無料で配られている地図を片手に、いろいろなショップをのぞきながら表参道をぐるりと散策。ミラノでお会いした日原さんも、骨董通りのお店で『アメンボ』や『最中』を展示し、ファッションとのコラボレーションに挑戦していました。青い紙飛行機(実際には文字がエンボスされた硬いジャージのような化学繊維)のスタンドがTDBへ参加している目印です。どのショップもこの期間、ひときわ活気づいているように感じました。
特に、トーキョー・デザインの代表格であるイデー・ショップは人であふれていました。店内の写真を撮らせていただく隙間もないほどです。


イデー・ショップ入り口。ここにも紙飛行機スタンドが

日本からだけではなく、外国のデザイナーの作品も紹介しており、‘Swedish Style Tokyo’なども同時に開催されていました。あまりの混み具合に、私は外からの風景を撮っただけでしたが、店内で面白い光景を目にしました。若い人たちがデザイナーズ・チェアに座り、楽しげに携帯電話で写真を撮りあっているのです。今どきの“楽しむ”行為には若い世代に深く浸透したガジェット、携帯電話のカメラが当たり前のように利用されており、今という時代を感じさせます。写真を撮るという意識はなく、デザインに囲まれた楽しさを無邪気に記録する、その姿が印象的でした。
表参道から原宿にむかって歩いていると、また青い紙飛行機スタンドを発見。建物の地下に降りていくと、若手の韓国人クリエーターによるインスタレーションが行われていました。スタティックな作品あり、ドラスティックにコンピュータを取り入れた作品あり、と東京にいながらにして、お隣の国、韓国のエネルギーを感じました。




-1 紙飛行機スタンド
-2 同じくイデー・ショップ。'Swedish Style Tokyo'を示すスタンドは黄色。こちらも目を引く
-3 'Design Protection Area'という展示にて。'gan'というタイトルの意味は間(ま)。モノとメディア、デザイナーとエンドユーザーの垣根を取り除く、という意図が込められている。デザインはKim Yong-na, Kim Tay, Kwak Sonaの女性3人ユニット

-4 'Tabl-ature' 人とコンピュータの感情のギャップを埋める、というインスタレーション。手やモノをテーブルに置くと、光の軌跡がそこに向かって集まる。同時に音も変わる。説明してくれたのは、デザイナーのKang Wook, Yim Ji-dong両氏


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