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上野御徒町駅界隈は、江戸時代から受け継がれた伝統文化と、山の手のモダンな空気とが交差するポイントです。この両方の特性が融合した独特な雰囲気が、街の魅力といえます。また、銀座につながるセンスあふれる都会的な商業空間と、アメ横に代表される下町の商業空間とが交差する地域でもあり、JR、地下鉄、首都高速といった、様々な路線が交差する活気のある場所でもあります。 このような街の特性をそのままデザインに取り入れて、「交差」をキーワードの一つとし、様々な場所で格子状のモチーフを使用しています。もう一つのキーワードは「円」。これは、環状である大江戸線の路線形態にヒントを得たものと、街のにぎわいや躍動感を「輪」のうねりと考えた事によるものです。このモチーフは、出入り口の屋根のデザインや、ホームの階段横にある手すりなどに取り入れられています。また、コンコースやプラットホームの天井は、横向きの円弧が連続してできる横波状のウェーブに、それと対比するように、階段部などは縦向きの円狐の連続による縦波状の天井となっています。 |
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〔設計〕(株)大成建設 | |||
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階段正面の壁は、駅コンセプトに基づいて、カーブのあるデザイン。前方に張り出した大きな曲面部と、天井の緩やかなうねりが呼応し、照明の光とともに柔らかな波のリズムを作り出しています。 |
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【ゆとりの空間】 「藍−ai」 〔作〕菅原陽子 藍色を基本カラーとして使った、巨大な陶板の作品。幅広い年齢の人々に愛されるこの街の駅は、静寂な空間が相応しい、という考えから、この色となりました。丸い球体の球面部分には、左から「西郷隆盛像」「上野寛永寺」「パンダ」「アメ横」という上野の代表的な風物詩を写し込み、見る者に不思議な親近感を与えます。球面部分は鏡面処理、ベース部分は球体との対比を強調するため、凹凸処理されています。 (下)アメ横のアーチ看板を映し出す球面部分。美しい藍色の中に自分の顔も重なって写り、不思議な感じがします。 |
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御徒町方面のコンコースの天井には、円弧の曲面部が左右に変り、緩やかなウェーブが続きます。 | ![]() |
壁タイルの貼り分けによる格子模様は、駅のコンセプトを表現しています。 | ||||
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ホームに至る階段横の手すり部分は、リング状のモダンなデザイン。 | ![]() |
円弧の屋根を持つ出入口は、駅コンセプトを分かりやすく具現化したデザインです。[A5出入口] | ||||
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