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| 門前仲町、通称「もんなか」。誰もが真っ先に思い浮かべるのは、富岡八幡宮と深川八幡祭りでしょう。江戸時代から栄えるこの町の地域性を、地下鉄駅という機能重視の空間といかに調和させるかという点に配慮して、駅はデザインされました。具体的には、駅を地域神社の参道・境内として位置づけ、改札を「門」、コンコースを「参道」、プラットホームを「境内」と見立て、利用者の流れをスムーズに誘導しています。色彩的には、駅カラーである青色を意識した、和の伝統色である薄い藍色の縹(はなだ)色、中縹(なかはなだ)色を随所に使用しています。駅全体を支配するデザインコンセプトはミニマリズム。コンコース壁の白色スチールパネルや、照明と床に見られる直線を強調したデザインパターンなどが、繰り返し使用されています。 | |||
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〔設計〕西松建設(株) | |||
和の伝統色の中縹色と白色、というさわやかな色調の出入口。車道側の腰壁はガラスブロックになっており、利用者の目線がガラスブロック越しに映る道路面に届くことで、地上から地下、地下から地上へという動線を意識できます。 |
コンコースを駅の「参道」に見立てることにより、その距離の長さと下町の雰囲気の両方を生かすことができました。鮮やかな青である縹色の列柱により、「参道」の雰囲気を演出します。 |
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【ゆとりの空間】 「青の模様」 〔作〕鶴巻 崇 深川八幡祭りで着用される法被(はっぴ)の柄から、江戸文字(ぼた字・女字)の「門仲」の2文字をデザインに使用。「和風」をテーマとした駅舎デザインと調和するように、和室の襖をイメージして、丸いぼた文字を全体に配置しています。背景には、生命誕生の根源である空と海を用いて、地下空間のなかに明るさを添えます。 2次元の表現媒体に3次元的視覚効果を加味した奥行きを感じさせる仕上がりとなっており、作品の中へと吸い込まれて行きそうな不思議な気分になります。 |
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