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東京の下町として、昔ながらの風情を残す勝どき駅周辺。かつては、ウォーターフロントとして賑わいをみせていましたが、大江戸線の開通により、今後は都心に近い居住エリアとしての発展が見込まれています。 この駅の一番の目玉は出入口です。この町のシンボルであり、地域住民にも親しまれている勝鬨橋の力強いフォルムを、その外観で表現しています。また、このエリアは周辺を川や運河に囲まれており、水と共存する地域性を駅舎内の色彩面により表現。ブルーグレー系の色調で統一し、利用者が常に爽やかな「水」や「明るい空間」を意識できるように配慮しています。素材については、主に耐久性と安全性を考慮し、人が直接触れる部分には暖かい温もりを感じさせる素材のセラミックタイル(陶板)やテラコッタを採用。これらの素材は強度が高く汚れにも強いため、メンテナンスが容易であるばかりでなく、時間の経過にもなじみ、半永久的に明るい空間を維持することができます。 |
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〔設計〕前田建設工業(株) | |||
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【ゆとりの空間】 「海 ─LIVING SEA─」 〔作〕塙 雅夫 海を司る神ポセイドンと妻アンフィトリテの間に生まれたトリトンを中心とした神話の世界を、古典絵画風に表現した作品。海中から海上の街を見上げた構図となっており、海上からの陽射しと波のきらめきが美しく表現されています。 特注の白タイルを使用した壁面は、全体が左右方向へ緩やかに波打っており、絵具で描画した後、仕上げにEBコートを施しています。フレームには積層ガラスを使用して、透明感や奥行き感を出しています。 |
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改札内外を隔てる柵は、シンプルな形状です。 | ![]() |
A2出入口階段の壁面には、白とブルーグレーのタイルでモザイク模様が。これは、水辺の泡をイメージしたデザインで、勝鬨橋に運河の強い水流がぶつかる様子を表現したものです。 | ||||
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天井は、壁や床に合わせて淡いブルーグリーンを使用。改札上部の曲面天井には、更に鮮やかなグリーンを用いて、明るく美しい空間を生み出しています。 柱には3cm厚の大判厚型テラコッタタイルと平面タイルを組み合わせて使用。このテラコッタタイルは、押出し成型により凹凸をつけたもので、床面のテラゾーブロックの色彩と併せて波を表現しています。 また、ブルーとブルーグレーの2色を配した改札口カウンターは、周囲のアクセント的な存在となっています。 |
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