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本郷三丁目駅は、丸ノ内線と地上で連絡しており、近隣の住民や通勤者、学生など、日常的に乗降する利用者が大部分を占めることが予測されます。そこで駅には、「都市の部屋としての性格」を与えることをデザイン上の基本コンセプトとし、飽きのこないインテリアデザインを心がけました。 駅空間の特徴としては、「一般部(コンコース・連絡通路・ホーム等)」と「節目」に分かれていることです。例えば、改札外のコンコース壁と改札の内外の天井を小波形アルミスパンドレル、改札内のコンコース壁と改札の内外の床を同色の磁器質タイルとし、コンコース階の空間全体を包み込むように仕上げています。一方、ホーム階段には2ヶ所の踊り場や円形ホールを設けており、駅空間の「節目」としました。また、駅空間に奥行きや広がりを出すことで圧迫感を軽減させ、居心地良く、親しみの持てる空間に仕上げています。駅の平面形状は、春日通りの曲線を反映して微妙にカーブを描いており、駅デザインに変化と活気を与えました。 |
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〔設計〕大野秀敏/(株)アプル総合計画事務所 | |||
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床や柱、天井が白色で統一された、明るく爽やかな印象のプラットホーム。 柱にはタイルを使用し、天井のルーバー状アルミスパンドレルは、多数の設備機器を遮ることにより、煩雑になりがちな天井面をすっきり見せています。 |
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軌道対向壁は、地下トンネルらしさを持たせるためにチャコールグレーに塗装。また、進行方向の確認を容易にするために、駅カラーを用いた矢印形のパターンを、ライン状に入れています。 | ||||
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白で統一感を持たせているプラットホームに合わせ、ベンチも白くシンプルなものを使用しています。(写真上) がっちりとした印象の公衆電話設置台は、機能的なつくりです。(写真下) |
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ホーム階段の踊り場は、内照式のガラス壁とタペストリーガラスを使用した幻想的な空間です。(写真上) もう一つの踊り場と円形ホールを併せた印象的な空間は、スリガラスの光壁とタペストリーガラスの鏡による光の演出により、細長い地下駅に節回りを創り出しています。(写真下) |
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【ゆとりの空間】 「CROSSHING HEARTS」 〔作〕本郷三丁目ゆとりの空間制作プロジェクトチーム 本郷三丁目駅周辺は、東京大学や菅原道真を祀る湯島天神のほか、出版社や医療機器卸問屋などが集中し、近代文明や学問と縁深く、文化の香り高い地域です。そのため、過去から未来へ日本人の知性と感性を橋渡しすることが相応しい、という考えから、この半世紀の間に日本の詩人に詠まれた詩から48編の詩句を選出し、壁に刻んだものを作品としました。デザインは、バイブレーション加工したアルミ帯板の上に、詩を一行で刻印し、鮮やかな色彩の帯板と交互に配したものです。 選定委員:小林康夫(東京大学大学院総合文化研究科教授/選考取りまとめ)、野沢啓(詩人・評論家)、野村喜和夫(詩人)、新井豊美(詩人)、守中高明(詩人)、佐藤一郎(編集者) |
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白色のタイルとガラスのみで構成された、明快な外観を持つ出入口。夜間の見え方を考慮して、強化ガラスとスリガラスを合わせて使用しています。なお、2階部分には駅員の仮泊所が設けられています。[5出入口] | ||
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