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鉄道の便が悪く、周辺から孤立した印象を与えていた「陸の孤島」、赤羽橋駅周辺。大江戸線開通により、この地域に活気を取り戻し、美しい環境へと変化を遂げる事への期待を込め、インパクトのある駅デザインになりました。 デザインのテーマは「ガラス」。コンコースなどの壁面に、数種類の色鮮やかなガラスモザイクタイルを使用し、繊細で上品な空間を生み出しています。素材が細やかな反面、階段手すりには力強いデザインを取り入れ、バランスをとりながらダイナミックな造形を追及しています。また、天井はアルミの角状の板を基本とし、部分的に波形の素材を使用して、表情のある空間を演出しています。 この駅の最大の特徴は、軌道対向壁です。ガラスのトンネルをイメージし、自然な形で闇の中へと溶け込んでいけるように、数種類のガラスブロックでグラデーションが作られています。また、階層ごとに異なる色使いとデザインを施して、空間の特性を感じられるよう意図されています。色やデザインを目で追うことで、自然な移動を誘導するといったサイン効果にも考慮しており、地下鉄の楽しさ、不思議さが感じ取れるようなデザインになっています。 |
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〔設計〕(株)青島裕之建築設計室 | |||
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(上)濃紺色のガラスモザイクタイル壁が波打つ様子は美しく、「水族館のよう」という声も聞かれます。 (左下)床は白のテラゾーブロック、外壁は鮮やかな濃い紺色のガラスモザイクタイル、内壁はクリアのガラスブロックを使用。また、天井はアルミスパンドレル、丸柱はシルバーのアルミパネルです。 (右下)クリアのガラスブロック壁とシルバーのアルミパネル柱は、クールな空間を演出しています。 |
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湾曲したガラスブロックの軌道対向壁。地下に埋め込まれたガラスのトンネルをイメージしており、未来的な斬新さを表現しています。4種の色は、ターチェス(半透明色・地上には存在しない半中空の色と光、影)、クリア(地下の空虚)、ノルディカ(地下の闇)、ノルディカフロスト(引き込み部)を意味し、これらを組み合わせてグラデーションを作り、自然と闇の中へ溶け込ませる効果を持たせています。 |
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座面に、ガラスブロックがはめ込まれたベンチは、オブジェのよう。ホームのアクセントになっています。 | ![]() |
ホームの床には、赤いガラスを散りばめたテラゾータイルを使用。赤羽橋の「赤」です。 | ||||
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水飲み場も、同素材のテラゾータイルが。 | ![]() |
駅職員事務室の出入口の壁にも、ガラスブロックを使用し、駅全体に統一感を出しています。 | ||||
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【ゆとりの空間】 「都会のホタル」 〔作〕岩崎電気 かつて、赤羽橋付近には豊かな自然がありました。人工的に自然を演出するオブジェとして、「都会のホタル」をライティングアートで表現しています。素材は、ブロンズ色のフロストガラスブロックを前面に使用。裏側にLEDと光ファイバーを設置して淡く光らせ、熱線センサーによる点滅がホタルを表現する仕組みです。ライティングアートを消せば、壁面全体が同一化します。 |
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【Movie】 「都会のホタル」 MPG 160x120 pix 18秒 734KB ![]() | |||
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