ジャパンデザインネット
レポート
卒展特集2004
文化女子大学造形学部は2000年の改組転換によって誕生した新しい学部です。キャンパスは、都庁やホテルやオフィスがみえる新宿にあり、一歩外へ出るとショールームや大小のショップ、ギャラリーや博物館などへと広がり、新しい情報がいっぱいです。その立地を活かした幅広い視点で、身近な生活の道具・装身具・雑誌や広告媒体・インテリア用品・住宅づくりから街並み・都市の計画まで、“暮らしとそのデザイン”を追求しています。
今年の卒業作品の傾向や特徴
2004年2月6日〜9日まで、第5回卒業制作展が開催されました。この作品展は、造形学部4年生全員の約300点の作品を展示する催しです。会場は、大学20階のホールを利用し、各コース・専攻別にそれぞれの個性豊かな作品が並べられました。会期中は、短い期間にもかかわらず、企業の方や関係者など多くの方々に足を運んでいただき、学生がその方々に、自分の作品について語り講評をいただくという場面も見られました。
学部・学科構成
■造形学部
生活造形学科
・工芸コース
染織専攻 / 金工専攻 / 陶芸専攻
・造形表現コース
平面造形専攻 / 立体造形専攻
・グラフィック・プロダクトデザインコース
・造形文化コース
住環境学科
・建築デザインコース
・住居デザインコース
住居・インテリア専攻 / 住文化専攻
・インテリアデザインコース
2004年2月6日(金)〜9日(月) (文化女子大学新都心キャンパス)
文化女子大学
http://www.bunka.ac.jp
菅野 未來
「室内装飾 — 16コの窓 —」
山下 純
「かんざし — 季節を遊ぶ —」
田中 弘子
「レリーフの器」
渡辺 薫
「怒濤の女」
石島 千絵
「境(キョウ)」
阿部 真里
「新しい犬小屋のかたち」
橋爪 愛
「BARBIE FASION バービーのファッションにみる流行の一考察」
伊藤 舞
「あかりによる空間デザイン」
小野 佐弥佳
「STAGE — 学生のPowerを発信する場所 —」
渡邉 あすか
「明治初期創建の酒蔵の保存・再生計画」
吉川 瑞穂
「癒しを感じる空間 — モダン和風ダイニングバーの提案 —」
長屋 佳世
「路線バス・インテリアの考察 — もっと身近に、お年寄りにもやさしいバス —」
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