JDN / 2005 ミラノサローネ速報 / NAKATA DESIGN 中田希佳＆中田賀子


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NAKATA DESIGN 中田希佳＆中田賀子 : Milano Slone 2005 Report !

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写真左 : Cassina　Aspen　design by Jean Marie Massaud
シルエットが非常に美しいソファー、今年のCassinaは新作の完成度が高い。

Salone de Mobile 全体のデザイン傾向

今年は新鮮なフォルムの新作が少ないと感じたが、様式のミックスやパターンにより新しさが表現されていた。

Cassina
design by Jean Marie Massaud
　

Cassina
Auckland　design by Jean Marie Massaud

昨年からの変化のポイントは数年続いたJapan Style（禅スタイル）が消え、European New Classic Style が浸透したと感じる。一昨年Philippe Starckがヨーロッパのルーツを見直す考えの元に作品を発表した事が理由のひとつに挙げられるが、ファッションデザインとの融合が更に進んだ証でもある。

B&B
風化したような意匠
　

Kartell
design by Philippe Starck
2色成型の新作

カラー、マテリアル

しかし、カラーにおいては個性の強いファッショントレンドカラーは見送り昨年からの家具トレンドカラー（レッド、オレンジ、オリーブグリーン、ブラウン）が色相はそのままにカラートーンがダウンし、比較的ディープな色調へ移行したと言える。共にブラック（モノトーン）が増加した。

Magis
Nido & Julian　design by Javier Mariscal
MeTooの新作

Agape
design by Benedini Associati
床面にお椀のような高台がある
　

片やマテリアルは、驚いた事に木目が激減した。主流であったホワイトオークがJapan Styleと共に姿を消し、ダークオークが若干残り、木の多くはローズウッドである。他は鏡面のブラック等の人口塗装。アクリルやアルミ、ステンの使用も減ったようである。代わって柔らかい素材、ファブリックやレザーが増加した。

Sawaya&Moroni
Collezione Barock'nroll　design by William S

Zanotta Dessouschic
design by Noe Duchaufour Lawrance
　

Moroso
Print　design by Marcel Wanders
　

Moroso
design by Tord Boontje
　

Pollform
ローズウッド材が主流
　

Depadova
昨年の鮮やかなオレンジから一新したソフトなプレゼン

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