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2005 ミラノサローネ特集
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美船安利 : Milano Slone 2005 Report !
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屋外とは思えないほどカラフルなライティング。
2度目の参加となる美船安利氏からレポートが到着。
写真はA cielo aperto,(s)punti di luce a Milano。屋外とは思えないほどカラフルなライティング。


美船安利
Mifune Yasutoshi


美船安利

デザイナー 68年 鳥取県生。99年 美船デザインスタジオ設立。主に飲食店、美容室、ホテル等のデザイン及び照明器具等のデザインを手掛ける。作品として HOTEL T'POINT(ホテル) , 555tete frame(美容室)等。

美船デザインスタジオ
http://www.mifunedesignstudio.com




今回で2度目のサテリテの参加になりました。サテリテは世界から多くのデザイナーが様々な作品を自費でミラノまで搬入し、6日間にわたって世界の人にプレゼンテーションする場であります。したがって会場には熱気とパワーが溢れ、様々な国から素晴らしいデザインやデザインの考え方が会場に集まって来ます。デザインについてしっかりと見て考え評価する場がミラノサローネであり、デザイナーである私からしましても、その中でも特にサテリテは面白さとエネルギーを感じる場でありました。


サテリテ会場。中央はブースから出てをうろついてみた、出展作品のKIBAKO。
Vitra
サテリテ会場。中央はブースから出てをうろついてみた、出展作品のKIBAKO。
 




期間中、世界中からたくさんの人々が訪れる会場の中で行うプレゼンテーションは、私たちにとって、体力的・言語的・経済的にも過酷な状況の中ではありましたが、昨年度の出展時より海外メディアの取材も3倍に増え、作品の購入希望者やブースへの来場者もたくさんいらっしゃったという事もあり、私達の今後のデザイン活動や考え方にあたって参加した意味はとても大きく有意義な時間が過ごせました。


展示ブース、毎日続く大勢の人達。
booth
毎日続く大勢の人達。
 
 


KIBAKOを熱心に見る女性。
booth
KIBAKOを熱心に見る女性。
 
 




毎回思うことで有りますが、時間が許されるならば、まず作品を見てから自分なりにフィーリングで感じ、その後デザイナーに言語が違っても屈する事無く作品について説明を聞く事をお勧めします。勝手に自分が見て思っている事と、デザイナーがデザインによって伝えたいと考えている意味やコンセプトの部分に大きく差があったり、自分自身では考えつかない様な発見と驚きがある事が大いにあるからです。

見える部分のみで感じる事の出来る作品もあれば、説明を聞いてから始めてその作品の良さを感じる作品もたくさんあります。デザインにはかならず意味があります。見るだけでなく色々な作品にもう一歩踏み込んでデザインを感じてみる事も重要である様に思います。


ブースにてKIBAKOの説明。
booth
ブースにてKIBAKOの説明。
 




 


真赤な空間が印象的な深夜のミラノの街
A cielo aperto,(s)punti di luce a Milano
深夜のミラノの街で真赤な空間が非常に印象的でした。


建物の壁面に映し出す木々の影は幻想的
A cielo aperto,(s)punti di luce a Milano
建物の壁面に映し出す木々の影は迫力のある幻想的なものでした。


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