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時間とお金が許すときは、すぐにでもカメラを手に旅に出ては世界各地で美しい自然を撮り続けてきたという八木氏。今回のトライアルの参加が決まり、毎日エスキースをしながら自分の写真を眺めるうちに頭に浮かんだのが「クリスタル(結晶体)」のイメージだったそう。「クリスタル」を軸に、自然物の美しく多彩な質感が印刷で見事に表現されています。
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「岩」の重厚感、ざらっとした手ざわり。濡れた感じまで表現された透明感溢れる「水」。「木」のパリッと乾いた木肌の表面は、黒背景の光沢によりいっそう引き立てられています。そして彩度の高いなめらかなグラデーションの「空」。自然界の質感が見事に結晶化されています。
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「岩」では4色と金、銀などの刷り重ねによって雲母のようなきらめきと層の質感が表現され、「空」では鮮やかさを出すために広演色インキ「Kaleido」を使用することで、同じ原稿でも様々な表情を見せます。「水」の透明感を出すのには、淡い青緑系をメインとした6版で印刷され、透明感を残しつつ深みのある青が表現されています。モアレを回避する為にスクリーンはフェアドットを使用しており、その違いはルーペで確認することが出来ます。
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